土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
以前から定期的にお伝えしております、礼服の大切さ。
先日義父の葬儀が無事に終えることが出来ました。
リスケジュールをお願いしてしまい、本当に申し訳ありません。
ひとまずココアッソにおいては通常に戻ります。
そして今日お伝えしたいのはその時が来た時に即対応できる礼服一式はありますか?ということ。
- 礼服はマナーとして必須
我々大人にとって礼服は必ず必要です。
この場合の礼服とは、ごく普通の略礼服のことです。
華やかな場に出席するようなタキシードやフォーマルウェアではありません。
それはそれで必要ならば揃えておくのはもちろん大切なことではあります。
それよりも、ごく普通の礼服を用意しているか?
豪華なパーティの為の服装に意識が集中してしまうのはしょうがありませんが、真に必要なのはこの略礼服です。
まずこちらを用意しておきましょう。
慌てて用意しても礼服としてカウントしてしまうでしょう。
ずっと以前に何かしらの理由で購入していたとしても礼服としてカウントしているでしょう。
もしくはただの黒いスーツを代用していたとしても礼服としてカウントしているでしょう。
果たしてそれは今すぐに礼服として機能しているか?ということです。
サイズが合わない。
虫食いある。
デザインがそもそも礼服とは違う。
などなどの気になることがあっても、人は用事が済むと放置してまうものです。
まして礼服という使うかもどうか分からない服装ならなおさらです。
なんとか今回は切り抜けたからしばらくはこれで安心だということで、現状維持では次はどうなのでしょう。
仕立屋として、また今回葬儀一式に参加して思うのは、やはり事前に用意しておくことの大切さです。
何よりも安心感が違うはずです。
略礼服とは特殊な服装ではありません。
日本独自に進化してきたもっとも便利で且つ汎用性に富んだ素晴らしいマナードスタイルです。
準礼装や、正礼装ばかりを重んじていてもそんなのはごく一部でしかありません。
普通の礼服を用意しておきましょう。
礼服やその他の一式必要なアイテムについて分からない事やご不安な時はどうぞお気軽にご相談くださいね。
慌てる前に事前に用意しておくのが礼服一式ですからね。
最新記事 by 土方 洋 (全て見る)
- 2025年問題って意識されていますか? - 2024年11月23日
- 新年をどのようなスーツで迎えるのがよいでしょうか? - 2024年11月22日
- コンパクトな臼引き電動コーヒーミルが超絶オススメ! - 2024年11月21日
- フランネルの季節がやってきましたね! - 2024年11月20日
- チェックするときは紙を未だに使います - 2024年11月19日