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オンラインでは伝わりにくいリアルの良さ

土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。

ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。

やっぱりリアルに勝るものはありません。

なかなかご時世的に難しいものは確かにありますが。

オンラインが定着しているからこそやっぱりこの伝える力が益々大切になってきています。

これももう分かり切ったことではありますね。

それを踏まえてどう踏み込んでいくのかが問われてきています。

非常に難しいところではあります。

そもそもオンラインで解決することが出来るビジネスであるならば、むしろ時代が後押しをしてくれたと考えられるでしょう。

しかしながら、そうではない世界観を構築してきたビジネスではそう単純ではないのです。

ビジネスは今も昔もこれからもある程度業種や業界をカテゴリごとに分けて区別する必要があります。

例えば、アパレルは小売り、卸というように。

この小売りにおいてはこのコロナ禍でガンガン伸ばせてきているところもありますよね。

巣ごもり需要というのでしょうか、何故か特定の店舗は自粛対象になりませんから大賑わいであります。

そこにこの巣ごもり需要がマッチして最高益を更新しているところもあります。

一方でアパレルに分類される店舗の多くはモロにその影響を受けて、さらに政界とのコネクションも構築してこなかったこともあり完全に放置プレー状態にさらされて今に至ります。

どこもスカした顔で2021年はワクチンの普及で増収増益を見込むと62.2%のアパレル企業が抜かしていますが、まともなのは実態はユニクロくらいじゃないでしょうか。

他は来年迎えられるのか?くらいになっているはずなんですけどね。

そんなことももちろん分かり切っていることでありまして、それでもどう伝えていくのかということがなかなか見えてきていませんよね。

リアル良さはオンラインでは現在の技術では再現は出来ない。

その昔、トムクランシーというアメリカの作家が「ネットフォース」という近未来のハイテクスリラー小説を執筆していました。

そこでは誰もが気軽にネットにつながるどころが、完全なVR状態になるような各種センサーを装備した環境を持っていて、現実と区別がつかないような仮想空間で見るだけでなく触れたり嗅覚バルブを搭載した機器であればにおいすら再現出来るなんてことが当たり前になっていました。

ここまでくればアパレルも伝わるとは思うんですけどね。

そうなるともうアパレルの存在意義そのものが意味消滅してしまいそうですけども。

お洋服はやっぱり触れて感じてみるという視覚以外の感覚、もっといえば五感にどう響いてもらえるかにかかっているとボクは思っています。

ボクも最近はオンラインによるご注文の比率は増えていますが、それはあくまでもその人をボクが知っているからという前提があってこそです。

やっぱりリアルでのつながりが一番大切ですよね。

そんなのも分かってはおります。

その為に出来ることを最大限行っていく。

粛々と真面目に先に進んでいく。

そいういう仕立屋があってもいいですよね?

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「私の役割は、オーダースーツによって自信をつけていただき、成績をあげていただくこと」 をミッションに掲げ2014年11月創業する。 独自の採寸には定評があり、また圧倒的な提案力でその人の魅力を最大限に引き出すことに全力で取り組んでいる。 土方が生み出すスーツは、スペックやブランド至上主義のオーダー業界とは一線を引く、「体験」を売る独自の手法をとる。 オーダーをすることの工程そのものを楽しむことから始まり、完成してからも楽しめるのが特徴。 ココアッソは手間のかかるオーダー屋です。そのかわりに、あなたの気分がよくなる、あなたの成績がよくなる、あなたの評価がよくなる、そんな一着を仕立てる。を口癖にしている。

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