土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
ドレスシャツ
スーツやジャケットにカットソーを合わせるという着こなしも今ではごく一般的になっていますが、それはあくまでも派生のコーディネートですよね。
ボクをはじめとする正統派のスーツを着用するビジネスパーソンにおいてはカットソーではなくあくまでもドレスシャツが基本となるでしょう。
たかがシャツ、されどシャツです。
思っている以上にシャツは大事ですよ。
- シャツは単品としてではなくジャケットとパッケージで考える
一般論で言えばシャツを買い足そうと考えるといわゆるシャツ屋さんに行くかと思います。
シャツ屋さんですからとりあえずシャツは手に入るはずです。
果たして、それでいいのか?
ということですね。
シャツというのは夏季シーズンではそれ一枚で活躍するアイテムではありますが、それは近年の温暖化対策の一環でしかなく、本当はコーディネートアイテムに該当します。
ネクタイと同じように、それ自体では成立しないアイテムです。
ジャケットを含むトータルのパッケージで組み合わせてはじめて効力を発揮するのです。
つまりただシャツを買ってきました=手持ちのジャケットと組み合わせました・・・では100%パフォーマンスを発揮しきれていないかもしれません。
ここに気が付くかどうかってことです。
市販のシャツ屋さんがダメってことではないですからね。
表現を変えれば、そのシャツ屋さんのシャツに合わせてジャケットをコーディネートしていく必要があるということです。
あまり現実的ではないですが。
では、どうすればよいかと言えば、シャツを買い足すのであれば、実際に使うジャケットを持参していくのが良いでしょう。
ボクのように脳内で3Dモデリングが出来るならば、記憶だけで事足りるはずですが、案外普段から自分が来ているそのスーツやジャケットというのはよく覚えていないということがあったりします。
試しに昨日どんなジャケットを着用していたのか思い出してみて下さい。
どうです?
詳細にデティールから色柄、風合いをモデリング出来ますでしょうか。
そのくらい自分が身に着けているアイテムというのはあやふやな記憶になっているのが普通なのです。
ですからその場にちゃんと持ち込むのが正解となります。
そうすることで、ジャケットと相性の良いシャツが見つかるでしょう。
ちょっと脱線しますが。
もし合う合わないをちゃんと説明してくれないスタッフさんがいたら、他をあたりましょ。
不正解をつかまされてはもったいないです。
合おうが合うまいが、そこにシャツがある限り使い続けてしまうのが、シャツの定めだからです。
そんな不正解のシャツを我慢しながら使い続けて成果が上がるわけがありません。
ビジネスで着用するのですから、キッチリ結果に結び付けられるシャツを選びたいですね!
ちなみにボクは仕立屋さんですから、バッチリ正解シャツを仕立てております。
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