土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
キッチリスーツスタイルを極める道以外のビジネススタイルも広く受け入れられている世の中です。
今ではネクタイをしないことが通年の常識になり、ドレスシャツである必要もなくなってきました。
単なるカジュアル化というわけではないですが、スーツ業界の当たり前な装いではないドレスダウンが通用する時代ですね。
そんな時代に対応していくのも仕立屋のお仕事です。
当然それに合わせたジャケパンスタイルも作成しております。
今回はそんなジャケパンスタイルのご紹介。
- インナーはTシャツ、シューズはスニーカーで
オーダージャケットやオーダーパンツというとオーセンティックな真面目な印象を持たれるかと思いますが、そうではないスタイルも作成することが出来るのです。
ユルく、リラックスした少し抜け感のある仕立てで、ストレッチも効かせて快適に過ごせる。
正統なるスーツを仕立てているボクですが、実はそういったアンコンジャケパンスタイルも作成しております。
そんなジャケパンをご覧ください。
今回のリクエストはインナーはTシャツでシューズはスニーカーにしたいということ。
せっかくですから、ユルユルで着用出来るようにストレッチを効かせた生地に芯地を全部取り除いて軽く羽織れるように設計。
パンツもストレッチコットンでサイズ感もスニーカーに合わせて調整。
もう快適すぎて手放せないジャケパンになったかなと。
色合わせはあえてワントーンにしていつもの雰囲気感を出しています。
あまり過度な配色を使うよりもこの方が受け入れられやすいってことですね。
そう思いません?
気候変動や働き方改革、そして今回のコロナによって我々ビジネスパーソンの装いは刻々と変化しています。
業界が仕掛けては消えていくスタイルではなく、王道のスーツスタイルではない装いも気が付けば誰もが受け入れているはずです。
あとはその変化に対応するか、抗うか。
王道を極めるもよし。
時代の変化に対応していくのもよし。
現代の選択肢は一択ではなく、正解は無数に存在します。
逆言えば、これさえ着ていればどうにかなるいわゆる制服、作業着感覚は益々埋もれていき、存在そのものが消去されていくでしょう。
ビジネスで結果を出す装いとは、しっかりと自分のキャラを演出することです。
そのキャラを相手がその思惑通りに受け取ってくれれば、おのずと結果はついてくるはずです。
それをプロデュースしているのが営業支援スーツなんですけどね。
そろそろ王道ではない方向に向かいたいけど、勇気がない・・・
そんな時はボクに相談してくださいね。
リバウンドしない着こなしをしっかりご提案いたします!
ココアッソは完全予約制にて安心してお話が出来る環境にてご対応しております。
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