ターナー(土方)です。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
今日は成人の日ですね。
ご成人おめでとうございます!
感覚的にはまだ実感がわかないと思いますが、素敵な大人になってくださいね。
日本ではかつて奈良時代(平城京の時代)には元服といって少年でも儀式によって成人扱いになったといいます。
早い時は12歳くらいからでしょうか。
そもそもの寿命が違い過ぎるのでなんとも言えませんが、中学生でもう大人と宣言出来ていたんですね。
少年時代に牛若丸と名乗っていた若者が元服したのが15,6歳だったと言います。
後の源義経ですね。
近代に入ると人の寿命はどんどん延びていて、理論上では120歳くらいまで生きるのだそうです。
元服が生まれた奈良時代の平均寿命は30代だったとか。
源義経の鎌倉時代は戦や飢饉で、なんと25歳前後代になってしまったとか。
はかなすぎます。
我々の先祖はそんな時代を生き抜いてきたわけです。
だからこそこうしてボク達が生存しているわけです。
科学、医療が進歩し確実に人としての寿命は延びています。
それと同時に年齢による立場、価値観、生活そのものの基盤が変わってきています。
現代社会では二十歳ははなたれ小僧的な立ち位置にあるかもしれません。
もしくはすでに起業されていて億り人になっていらっしゃるかもしれません。
一方でフィギュアスケートの世界ではあのザギトワ選手が16歳で実質引退となるのではないかと言われています。
まるで鎌倉時代のようなはかなさを感じます。
昔の時代と違うのは、今は平和であるということ。
確かに世界ではドローンによる爆殺やミサイルによる反撃とか穏やかではない地域もあり、天寿をまっとうすることすら難しいという現実があるのも事実です。
それでも今この瞬間に日本で生まれてきたことには何か理由があるからだと思います。
それを少し考えてみてもらっても損はしないかな。
とはいえ当時のボクも二十歳のころはなんにも考えていませんでしたけどね。
現代は自分で選択することが出来ます。
何かを選ぶ、決断する、行動することが出来る。
そして、何度もチャレンジすることが出来る時間的余裕がある。
25歳で終わりの時代じゃないのです。
ただし、何もしなくても時代は過ぎ去っていきます。
逆に言えば長い年月を何も決断することなく生きていくことのほうが大変です。
振り向いた時に歴史に名を残すなんてことは必要ありませんが、何もしなかったという後悔だけはしてほしくないと思います。
かつてのボクがそうでしたからね。
もっと早くに自分の心に気が付いていればって思っています。
ただね、ありがたいことに人の寿命は延びているんですから、これからの大人の世界をどんどんチャレンジして欲しい。
毎年、この時期は振り袖姿の初々しい姿をお見かけしてそんなことを考えます。
どうぞ素敵な成人の日をお過ごしくださいね。
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