ターナー(土方)です。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
先日の週末あたりからいきなり気温がグングン上がってきました。
急激すぎると体に負荷がかかってしまい体調を崩しやすくなりますし、体力も急激に奪われてしまいます。
くれぐれも無理ないように頑張りましょう。
本格的な日本の夏の到来でしょうか。
ビジネスにおいてはクールビズの夏ですね。
そこで今日は気を付けて頂きたいこと。
クールビズとは省くことであり、手抜きすることではありません。
- 省くと手抜きは似て異なります
元々は夏の軽装化キャンペーンとしてスタートしたのがクールビズです。
エアコンの設定温度を上げても快適に過ごせるように工夫をしましょうって意味です。
それはいかにして無駄を省き、生産効率を維持していけるかということです。
その為にネクタイを外し、ジャケットは不要、チノパンツでスニーカーも良いのではないか?という指針が環境省から提示されているわけですね。
すべての人がその対象とはなりませんが、ある意味理にはかなっています。
無理しては意味もなくスーツを着用しなければいけないというような悪しき慣例を打ち砕いてしまいましたから。
そもそもスーツを必要としない立場の人がスーツを着用すること自体が無駄ですからね。
そして、ここからが大切なのですが、スーツを必要とする人はそこを勘違いしてはいけません。
中途半端にスーツを着用しなくて良い人の情報に惑わされなくて良いということです。
そしてもっと注意しなければならないのが、タイトルの通りです。
ただの手抜きが一番良くないのです。
それは軽装化ではなく、ただだらしないだけにしか見えないのです。
- だらしないことを軽装化を勘違いしないようにしよう
ただネクタイを外せばそれでクールビズなのか?
上着を着用しないだけでクールビズですと認識されるのか?
ということです。
もし自分が相手になりその自分の姿を見た時にどう判定するのかを考えてみるとよくわかるかと。
それって、ただネクタイとジャケットが無いだけじゃん・・・とね。
ビジネスパーソンとして本来スーツを必要としている立場であるならば、それにふさわしい省き方で装うほうがスマートに見えますよね。
ではふさわしい省き方とはなんなのか?
それは単品でもキチンと見えるかどうかということです。
一枚のシャツだけでサマになっているかどうか?ということ。
その為に手抜きをせずにコストをかけられるかということになります。
キチンと自分を、立場をあり方をブランディングしているシャツなのかどうかということを考える必要があるのです。
ジャケットを羽織っている季節ではごまかせていたものがバレてしまうとも言えます。
パンツももちろん同様ですね。
ただのパンツなのか、相手の立場にあった身だしなみになっているのかどうかということです。
時代は益々混沌としてきており何が正解なのかを見極めることが難しくなってきています。
そういう時だからこそ、本質を見つめなおしてみましょう。
それは本当に自分のビジネスとしてのあり方なのかということを。
当然見極めることが難しいからこそみなさん悩み、さじを投げてしまっているのだと思います。
そういう時は素直にプロに相談しましょうね。
もちろんそれには投資は必要です。
ただ、リスクを取るような投資ではなく確実に利回りが付いてくる投資ですね。
元なんてすぐに取れるでしょう。
さあ、勇気を出して一歩を踏み出しましょう。
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