ターナー(土方)です。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
梅雨寒というのでしょうか。
ここ数日ヒンヤリというより寒いという表現のほうがしっくりくるような気候が続いています。
6月から夏季シーズンということもあり、また天下御免のクールビズという印籠もあることから、シャツ一枚のビジネスパーソンを多く見かけます。
というよりジャケットを着用している人のほうが少ないでしょう。
そこで思うこと。
寒くないんですか!?
- 一歩引いて自分を俯瞰で見てみよう
何かの我慢比べをしているわけじゃないと思いますので、無理をせずに上着を羽織られたほうがいいんじゃないでしょうか?
正直シャツ一枚、それも半袖シャツ一枚でいるほうが違和感を感じます。
ボクは暑がりなので、半袖で丁度いいですってことじゃないんですよ。
見栄えの問題です。
それが装いなのです。
相手から引かれちゃう服装はビジネスに限らずどんな場所でもNGでしょう。
体調管理という意味においても、猛烈な暑がりな人でなければむしろ無理しないほうがいいじゃないですか。
暑ければ脱げばいいだけの話なんですから、その振り幅を大きく取れるようにしておきたい。
その為に俯瞰で自分を見れるようにしたいですね。
- ジャケパンという組み合わせはあると便利なのは間違いない
本当に酷暑になる季節ならばパンツだけでいいんです。
それこそ無理する必要はありません。
ただ、天候、気候は必ずしもこちらの思い通りにはなりませんから、その為にジャケパンというカテゴリを活用するをボクはオススメします。
使い勝手の良いジャケットとパンツという組み合わせは使い始めると止められなくなるくらいに便利で快適なんですよ。
ボクは仕立屋さんですから、その仕立屋さんとしての立ち位置でのジャケットやパンツになりますが、スーツを必要とされていて、この時期はクールビズというカテゴリに入り、シャツだけになってしまうビジネスパーソンにはぜひワンセットは持っていてもらいたいと思っています。
スーツにもなるし、ジャケパンにも使えるし、パンツをユニクロにしてもいい。
こういうジャケットは本当に重宝します。
この梅雨寒がいつまで続くのかは分かりませんが、こういう天候の時などはこれ程使い勝手のよいジャケパンは他にはないでしょう。
どう仕立てるかは用途や好みでどうにでもカスタムすることが可能ですから、芯地をシッカリ入れてカッチリ感を出すのも良いですし、芯地を取り外して軽くするのもいいでしょう。
立場や立ち位置、いつ、どこで、どんな用途で着用するのか?
これが分かっているとこのジャケパンは仕立てやすいでしょう。
ボクも選びやすいですしね。
仕上がりのタイムラグなどから考えると、時期的には海の日以降になりますから、真夏を考える、または季節の変わり目に迷いにくいバランスを考えるなど色々パターンがありますね。
いずれにせよ、結構そういうのを妄想して選ぶのって楽しいと思いますよ。
ジャケパンスタイルは、義務や使命で着用するものではないですからね。
肩が凝らない、リラックス出来るような方向で考えてみて下さい。
この快適仕様にハマってしまうと、きっと止められなくなるはずですよ!
ご相談下さいね!
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