こんにちは
成績が上がるスタジオ ココアッソ
代表の土方(ターナー)です
オーダーメイドスーツスーツというと、体にぴったりと合せるってイメージないですか?
体にフィットしたスーツを着るといいもんです。
オーダーメイドっていう気分にさせてくれます。
でも、
実は、
ピッタリと合せてるわけではな~~~い!
のですよ。
ホントの話。
わたしテーラー屋ですから。
なぜなのか?
理由をまず上げましょう・・・
①、身動きできなくなる
②、カッコ悪くなる可能性が・・・・!?
まず、①の解説
あまりにも、体に合わせ過ぎると、動けないです。特に肩まわり、バスト周りを合わせ過ぎると、身動きがとれなくなります。
本当は、合わせ過ぎるくらいにしても、動きやすくする方法はあるのですが、少々やっかいです。
作成難易度はかなり高くなります。
面白いことに、逆にゆとりを持たせすぎても動きにくくなるんですよね。
人間の体は曲面で出来ていますから、それを服地で丸く包み込むように作るには、相当な技術と感性が必要なんですね。
どの辺のバランスがいいのかを見極めるってことです。
この人はかなりタイトにしています。が、動けるようにしているんです。
テーラー屋としては、どれだけ、脳内3Dモデリングが出来るかによって仕上がりはすごく変わっていきます。
①のまとめ
合わせ過ぎ、またその人のクセに合わせ過ぎると、その直立不動状態ではいいかもしれませんが、実用可能な可動域がなくなりますから、快適さがスポイルされる。そのさじ加減を、見極めるのがテーラー屋の腕の見せ所ってことですね。
おまけとして、
仮縫いは万能なのか?
個人的意見として、そのお仕立てされる人が完成する前になんとなくイメージしやすいってことぐらいでしょう。仮縫いの状態で、そもそももうカットしてるのですから、そこから大幅な修正はあまりしないほうがいいんです。もしも、そこから大幅な修正するようなら、そもそもそのテーラーが未熟すぎるってことです。お話にならないレベルだと思っていいです。もちろん、微細な修正をいれられるから、その点ではより良いモノになる可能性は十分にあります。
②の答え
もし、
もしもですよ、
あなたが、
このような、すばらしい体型であったなら、
もう何もいうことはありません・・・
しかしながら、
世の男性はこうはいかないのですね・・・
なので、部分、部分の数値を合わせて作ると・・・
ヤバイことになる・・・
でしょ?
そこが、またテーラーの腕の見せ所なんですね。いかにして、体型をカバーして、
カッコよく魅せるコトができるのか?
もし、上記のようなボディをお持ちなら、
既製服という選択肢もありえるわけです。
元々、既製服はキレイに見えるバランスを考えて作られているものが多い。バランス無視のモノもありますよ。
オーダーの魅力は、やはりカッコよく魅せるというのが、かなり重要ですからね。
胸回りより、お腹まわりが大きい人を、
いかにして「シュッ」と魅せるようにするかというテーマを常に考えているわけなんですね。
この人は、スタイル抜群ですよ
だから、
今日のお題「体型に合わせすぎると・・・いいことばかりではないのです」
ということなんですね。
一番間違いないのは、
完璧なボディメイキングを実践すること!
これですね。
わたしもノニジュースでガンバリマス・・・!
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