ターナー(土方)です。
ボクは恵比寿でオーダーメイドスーツの仕立てをしています。
一着のスーツを通じてすべての人が対等であること
誰が偉いとか、上とか関係ないです。
すべての人が対等です。
これがボクの考えです。
お客さまは神さまではないです。友達です。
お取引さまは買いたたくシモベじゃありません。仲間です。
みんがが平等です。
自分さえよけえればいいという思考はまったくありません。
以前も何度か書いたような気がしますけど、今のアパレル業界は歪みきっています。
どこまでも低コストを追い続けるあまりはるかかなたの低賃金な労働力を探し続けています。
消費者は定価で購入することよりもOFFで購入することに満足感を得ることが多いでしょう。
すべてじゃありませんよ。
では企業だけが得をしているのか?
そうじゃないです。
どこのアパレル業界もこの矛盾から逃れられなくなっているはず。
そうじゃないんじゃないのかなと。
ボクにとっては誰が得したとか、偉いとか関係ありません。
みんなが対等で平等で、幸せになること。
そのお洋服が買えるから偉いんじゃなくて、それを作っていただける人がいるから買えるってこと。
買っていただけるかたがいるからこそ、作り続けることが出来るってこと。
みんながハッピーになってもらいたい。
お洋服にはそれが出来ると思っています。
ボクの経営するココアッソはそれが目的です。
だから安売りは出来ませんし、仕入れの状況により同じ品物でも価格は変わるかもしれません。
お客さまがその一着を何の為に着るのか、その時の笑顔の為にしっかりと作っていただく。
なるべくみんなの顔が見えるような仕立屋さんでありたいんです。
その為にはみんなが仲良くなってもらいたいんです。
対等な友達として、仲間として、腹を割って語り合えるようであって欲しいんです。
ボクを通じてそうなって欲しいと思うんです。
一着のスーツを通じてすべての人が対等であること。
それをわかっていただけたら、ボクはうれしいです。
最新記事 by 土方 洋 (全て見る)
- 4月のアクセスランキングが出ました! - 2024年5月2日
- ゴールデンウィークが終わったら軽装化の季節がはじまります - 2024年5月1日
- あっという間の4か月 - 2024年4月30日
- ゴールデンウィークを楽しみましょう - 2024年4月29日
- 法事で思う礼服の大切さ - 2024年4月28日