土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
2014年11月にココアッソは創業を開始しました。
過去にも何度も書いておりますが、好きなことを仕事にして今に至ります。
オーダーメイドスーツ
制約がなく自由に好きなように作成することが出来るのがオーダーメイドスーツです。
オーダーメイドスーツと一言でいっても実に様々なくくりで分けられるので、ココアッソが扱うオーダーはという意味では本当に自由です。
自分が欲しいと思うスーツを作成してきました。
自分が着用するのですからね。
どうしたらカッコよく見えるか。
そして快適な着用感を得られるか。
そんな研究をずっとしていたらいつの間にか今になっていました。
この原動力は何か?
好きなことだから
これでしょう。
これがないと続けていけない気がします。
独立し起業するということは、すべてにおいて自分に裁量が与えられます。
すべて自分次第。
その上で何を最優先にするかという点において、お金をどうしたら手に入れることが出来るか?にフォーカスをするのであれば、違う答えになるはずです。
かつて秒速で億を稼ぐ男なんてフレーズがありましたが、現代はすさまじいお金を手に入れる方法がありますよね。
もちろんハイリスクが伴いますが。
そうではなく、純粋に仕事をしたいと考えたときに、どうしたら続けられるのか?
そう考えると、流行りものに乗っかるとかではなく、純粋に好きなことが継続できるのではないでしょうか。
ただし、好きことだったら無条件に起業していいわけではないです。
例えばラーメン屋さんとかカフェとか、好きならば成り立つのか?と問われれば、難しいでしょう。
実際に数字が物語っていますしね。
お仕事、それも商いとなるとそこに何が必要でどんなことをどうしたらどうなるのかを具体的に経験していないとただの夢追い人になってしまいます。
商いってそんなに甘くないですから。
好きなことだったらまず経験を積むことでしょうね。
ボクは前職のコナカでにてそれなりに経験を積ませていただき、知識とスキルを手に入れることが出来たからこそ今があります。
というわけでこのオーダーメイドスーツとはボクの転職なのではないかと。
でなければここまで続いてこなかったはずですし、これからも続けていいきたいとも思わないでしょう。
アパレルの世界に入って約30年になります。
本当に好きなんでしょうね。
改めて自分にビックリします。
普段はそんなこと考えてもいないのですが、こうして節目の時期に差し掛かり自分を振り返るとそんなふうに感じるのです。
ココアッソのオーダーメイドスーツは常に進化していきます。
それはボクがオーダーメイドスーツを愛しているからです。
好きだからです。
服飾という文化に触れてきたからこそ、さらに先に進みたい。
時代の移り変わりを実際にこの目で見てみたい。
そしてその流れの中の一員でありたいし、その流れを作りたいとも考えています。
なかなか自分の頭の中をまとめることは出来ないのですが、それだけこの仕事に情熱をかけている証拠なんですかね。
これからも生涯現役でいられるように頑張ります!
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