土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
巷ではいよいよ夏物のバーゲンが最終局面さしかかっていますね。
久々にバーゲンのお買い物が楽しめる環境が戻ってきたってこと。
やっぱりお洋服探しをするのは楽しいですね!
そしてオーダーメイドの世界はどうかということ仕上がりが9月になります。
ということで秋を見越した一着を考えてみても良いでしょう。
- 時代はオールシーズン
オーダーメイドの世界ではオールシーズン生地が一世風靡していますね。
このオールシーズン生地については過去に何度もお伝えしていますが、簡単に言えば、春と秋という季節を一番快適に着用出来る生地のことです。
その分夏と冬はちょっと我慢すればよいわけで、そうなると年間着用出来ますよね、という位置づけです。
実は夏にスーツを着用する必要がなくなってきてかなり経ちました。
ということは夏物は不要ではないかということで、それであれば春と秋に快適に、そして冬もそのまま通して着用することができれば最強じゃね?ということからこの生地が一番人気があるのですね。
ココアッソを立ち上げたときにはすでにこのオールシーズンは主流になりはじめていまして、今ではメインカルチャーとして君臨しています。
確かに丁度良い肉厚の生地であることで、もし夏場に何度か着用する機会がある程度であれば問題はないでしょう。
むしろ室内であれば違和感は感じないはず。
また冬場もコートを着用するのが当たり前で、さらに温暖化の影響なのかそのまま使うことが可能な万能性を誇ります。
オーダメイドに慣れ親しんだマニアの方よりも、より現実的に使うリアルビジネスパーソン、初めてオーダメイドにふれる初心者の方に特におススメ出来ます。
![](https://cocoasso.com/wp-content/uploads/2023/03/5389F8CE-49D1-4853-96A0-B8CC01FB0E1C.jpeg)
このサラリとした織物がオールシーズン生地です。
夏物ではないので、通気性重視の平織りではなく、織密度のある綾織組織が一般的なオールシーズン生地になります。
冬物組織をとても薄く、クリアな目風に仕上げた織物ですね。
ピンポイントに用途絞らずに幅広く何でもこなせる一着が欲しい時はこのオールシーズン生地を選択してみて下さいね。
オーダーメイドはその仕上がりのタイミングを考えると秋を意識するタイミングになってきます。
なかなか真夏にはイメージ付きにくいのですが、そんな時はカレンダーで日付を見てみましょう。
9月のカレンダーを見るとなんとなく実感が湧くかもしれませんね。
ココアッソは予約制のスタジオですから、ゆったりと快適にオーダーメイドを楽しむことが出来ます。
そしてもちろんオールシーズン生地も揃っていますよ!
![](https://cocoasso.com/wp-content/uploads/2015/09/hijikata-150x150.jpg)
![](https://cocoasso.com/wp-content/uploads/2015/09/hijikata-150x150.jpg)
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