土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
「もう時代じゃないですから」
いつの時代にもこのようなセリフが世代交代を促進してきました。
もう令和の4年もあと少しで終わろうとしているこの時代。
平成の感覚では、オッサン扱いされてしまいます。
まして昭和ともなるとレジェンド扱いに・・・
加速する時代の流れについていくのは大変ですが、くらいついていくしかありません。
そして時代変わるということは生活様式も変化していくことになります。
ということで本題です。
我々ビジネスパーソンが普段着用しているスーツの服地も時代と共に変化しているのをご存知でしょうか。
科学技術の進歩と共に我々の生活利便性はどんどん快適になってきています。
その快適さを追求していくと、当然衣類も変化していくわけです。
スーツの生地のどんどん変化に対応して進化しているのです。
今の時代のような空調が効いていない時代のスーツの服地は今我々が普段着用しているスーツの2倍以上は重く、ゴワゴワの生地を使っていました。
それが当たり前だったのです。
というよりもそれが時代の最先端であり、快適であったのですね。
技術の進歩は原毛の選定から紡績し生地に至るまでのプロセスを驚くほど変えていきました。
羊からは本来採取出来ないような繊細な糸を作り上げてきました。
近年は化繊の技術も益々発展し、約90年前に世界で初めて開発されたナイロンもただそれだけじゃない進化を遂げています。
巷ではどんな服地もほとんどがストレッチ性を持っているはずです。
ナイロンが生まれた1930年代には考えられなかった機能ですよね。
服地とはその時代と文化に適応する為に常に進化しているのです。
何が言いたいかと申しますと・・・
我々ビジネスパーソンも変化させる時がくるということです。
服装に気を配るのは前提として、時代にマッチしている服装を手に入れることも必要です。
特に変化が著しい現代は10年単位で明らかに古臭さを感じる着こなしになっていることは誰でもお気付きかと思います。
スーツもまさにその典型と言えるでしょう。
「もう時代じゃないんですよ」
そう言われる着こなしから脱却しましょう。
そう言われてもどうしていいか分からないのは当然です。
ですので簡単なポイントを。
成りたい未来の服装を心がけましょう!

フォックスの代表であるコルドー氏のカッコ良さ。
現代に合わせようとするから馴染んだころには古臭くなってしまいます。
であれば、未来を基準にすればよいのです。
馴染んだころには丁度よくなるということ。
常に一歩先を見据えた着こなしを心掛ける。
ぜひ挑戦してみて下さいね!


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