土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
今日もとある記事について。
三重苦のネクタイ業界「絶対にネクタイはなくならない」 業界団体の理事長に聞く←東京商工リサーチに飛びます
タイトルですでに完結している内容です。
とにかく引っ張るようなことではないんですが、ボクの視点で少しだけお付き合いくださいますと幸いです。
- 業界の人が変わらないと
内容を読んでいただければわかりますし、もしかしたらライターさんの書きグセでこのようなニュアンスになっているのかもしれませんが、「絶対にネクタイはなくならない」というフレーズに違和感を感じています。
これじゃない感が・・・
仕立屋のボクが言うのもなんですが・・・
苦境が続く業界に明るさが差し始めたとか書いてありますけど、これはおそらくライターさんの言葉でしょう。
ただ取材でこれに近い話があったからなのは想像できます。
もう一言いますけど、これじゃないんですよね。
大事な商談やオフィシャルな会議、プレゼンなど、TPOに合わせたネクタイの着用を勧めるとか、そうじゃないんですよ。
ボクのブログの読者のみなさんならばもうお分かりですよね?
ネクタイをすることが目的じゃないんですよ~
業界の人がこんなだから、ダサダサな訳の分からないネクタイをただ並べて買って下さいとかになってしまい、売れないだけでしょ。
世の中をまるで理解していないから売れないんですよ~
ネクタイが必要な人には必要なんですよ~
その人がどうしたら快適に、そしてビジネスで結果を出せるようになるのかを提案しなきゃ意味ないですよね~
店頭に並べたら売れるとか未だに思っているんじゃないでしょうか~
もうネクタイをすれば良い時代じゃないんですから、もう少し業界の人の思考を切り替えないとホントに消えちゃいそうです。
ネクタイは無くなりませんよね。
そんなのは当たり前なんですから。
高度成長期と同じような本数なんて売れないのも当たり前なんですから。
それでもネクタイを必要としてくれている人に、今の時代の着こなしで使うと評価がぐんと上がるネクタイを、そしてネクタイの使い方がそもそも分からなくなっている人を助けてあげるようにしたらいいんじゃないでしょうか。
もう並べて売れる時代じゃないんですから。
昔ながらの色柄なんて使える時代じゃないんですから。
今の時代のジャケットやシャツと合わせられなきゃ、そしてそれでも使いたいと思わせるネクタイじゃないとね。
そう思いません?
ネクタイはとても有効なアイテムだというのがボクの考えです。
長らくノーネクタイなる文化が一通り浸透したからこそ、ネクタイ姿がかえって新鮮じゃないですか。
ただね、この業界の人が語っているのとは違うネクタイじゃないと。
どんどん時代は変わっています。
スーツにしろ、ジャケットにしろ、シャツにしろどんどん変化しています。
それは仕立屋であるボクが一番理解しているつもりです。
常に日々アップデートしながら作成しているからですね。
それに合わせてネクタイも対応しているモノが必要です。
ただのネクタイは不要ってことですね。
ということで、ココアッソではボクが時代に適応するネクタイのみを厳選してお取り扱いしております!
手元に無ければ探してきます!
ネクタイは永遠に不滅です!
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