寒暖の差が激しい季節に少しだけ手間をかけて体温調整をしやすくする方法

土方洋（ヒジカタヒロシ）ニックネームのターナーです。

ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。

朝晩と日中の温度差が結構ありますね。

冬から春へ移行しているのを実感します。

実感するだけじゃなくて、実際に朝は寒いし、昼は暖かいしで何気に体に負担がかかっているのではないでしょうか。

無理して体調を崩してしまうと、何を言われるのか分からないご時世です。

健康管理もデキるビジネスパーソンの必須条件です。

ひと手間かけて着脱しやすいスタイルが吉

どいういうわけか女性からするとごく普通の服を着て脱いでの繰り返しという行動を男性はしたがらない生き物のようです。

特にビジネスパーソンはその傾向が強いように感じます。

要は一度自宅なり、オフィスを出る時に着用を開始すると、ずっとそのままをキープしたがるということです。

正確にはキープせざるを得ないと言いますか、それが最適解となるからだと思うのですが。

これは男性特有の脳ミソの使い方が作用しているわけでして、どうしても最短距離で最効率と最適解を求めようとするロジックから導き出されるからではないかと思います。

自分事は後回し的な日本男子な価値観もあるのでしょうけど。

もうひとつ言えることがあります。

常にモノを持ちすぎていることも影響しているでしょう。

もういちいち脱いで着ての繰り返しをする為の手が足りないといいますか、両手ふさがっているからもう上着やコートなんて持てません状態というものあるでしょう。

そんな手間に時間をかけるくらいならそのままでいいやってことになる。

なので極端な話、電車の中で湯気を出しているオジサマとか、すでに朝からコート無しで行動する人も目撃するわけです。

流石に日中オフィスから出歩くのであればコート無しで問題ないというか、丁度良い気候で気持ち良いと思いますが、早朝からスーツのみはちょっと大丈夫かって思ってしまいます。

夜も寒いでしょうに。

ですので、ボクのおススメはそのひと手間を惜しまずに、着脱可能なスタイルに変えて欲しいということ。

一番かさばるのがコートでしょうけど、それもサラッと脱いで着用出来るようにしてみたいところです。

その為には両手にずっしりと大量にモノを詰め込んだバックを見直してみる、がおススメです。

どうしても商材やら販促ツールなどを漏れなく詰め込んでしまうとパンパンになってしまうかもしれません。

そこをあえて絞り込む。

必要なアイテムのみをバッグに収納し、機動力を格段に上げる。

どのくらいスッキリさせるかというと、バッグにマフラーを仕舞えるくらいのスペースを確保するくらいのスカスカ具合にしたいところです。

もちろんそんなこと出来るわけね～んだよ！という人もいらっしゃるのは重々承知していますが、それでもバッグの中身を一度精査してみると、案外これは今は不要だなっていうアイテムが結構出てくるのではないでしょうか。

両手がこれだと流石に厳しいとかもしれませんが・・・

常に携帯しているバッグが実はファイルの収納の為の書庫替わりになっていた・・・

ずっと以前に使っていた、もしくはどこかで入手した紙媒体がそのままになっている・・・

レシートや郵便物が擦り切れている状態にもかかわらずそのまま・・・

とかね。

そいうのを取り出してみるとバッグがすっかりスマートになるかもしれません。

バッグがスマートになると自分もスマートになり、所作が変化してくるはず。

スマートな所作を身に着けるとスマートに駆け抜けることが出来るようになります。

結果として気温差によるパフォーマンス低下も起こりえなくなりますし、体調管理もしやすくなりますし、コートをサラッと羽織る仕草で女子の視線を奪うことだって出来る・・・かもしれませんよ。

メリットはあってもデメリットはありません。

これからしばらくはこの寒暖の差が激しい日々がつづきます。

少しだけ手間をかけて体温調整をするクセを身に着けてみませんか？

この記事を書いた人
最新の記事

土方洋

「私の役割は、オーダースーツによって自信をつけていただき、成績をあげていただくこと」をミッションに掲げ2014年11月創業する。独自の採寸には定評があり、また圧倒的な提案力でその人の魅力を最大限に引き出すことに全力で取り組んでいる。土方が生み出すスーツは、スペックやブランド至上主義のオーダー業界とは一線を引く、「体験」を売る独自の手法をとる。オーダーをすることの工程そのものを楽しむことから始まり、完成してからも楽しめるのが特徴。ココアッソは手間のかかるオーダー屋です。そのかわりに、あなたの気分がよくなる、あなたの成績がよくなる、あなたの評価がよくなる、そんな一着を仕立てる。を口癖にしている。