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1911年のニューヨークを納めた貴重なフィルムに見る装いの大切さ

土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。

ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。

まずはこのYouTube動画良ければご覧ください。

時間にして8分少々ですので、WI-FIが繋がるところの方がよいかもしれません。

でもそれだけ価値のある貴重なフィルムをデジタルリマスターっていうんでしょうか、色付けして画質を良くしてくれていますので、当時の様子が良く分かります。

約110年前の文化がよーく分かります。

 

  • 驚くべきはその文化の発展ぶり

1911年は日本の元号にすると明治44年です。

街並みも路面電車も走り、現代とそん色ない文化を感じませんか。

110年「も」前なのか「しか」経っていないかと捉えるかによって変わると思いますが、ボクは文化水準は現代よりも上なきがしてなりません。

なぜならば・・・

ここにフィルムに移っている全員が身だしなみが、装いがしっかりしているから。

 

  • 現代と110年前の服装に対する価値観の違い

現代においてはどこに行くにもスエットパンツとかニットパンツですという人もごく普通にいる時代です。

ビジネスの世界でも同様に、クールビスという言葉が生まれた時から始まったスーツ文化の崩壊と共に大きく変わりました。

みなさん気が付いていますか?

冬場でもネクタイをしない人が驚くほど多いことを。

黒いスーツに黒いコートの比率を。

スーツ姿を全く見かけない街があることを。

仕立屋さんとしてぶっちゃけた発言をするならば、とてもだらしない恰好な人ばかりになってしまった現代です。

自由やラク、働き方改革や環境問題、SDGsなどの言葉が騒がれるたびに、人々の服装は益々軽視され、ファッションではない服飾文化がどんどん浸透して今に至ります。

服装の変化と共に、ライフスタイルも変わり、姿勢を正すというような意識もなくなりつつあるように思います。

1911年の人々はどうです?

みな真摯に淑女って感じがしませんか?

100%帽子姿とかカメラに慣れていないとかではなく、みなキチンと身だしなみを整えていませんか?

これを当時の文化だからで流してしまうのはとても惜しいような気がしてなりません。

人前に出る以上、姿勢を正したスタイルにした方がやっぱり素敵じゃないかなって。

なにも同じ格好にしろってことではないんです。

現代の服飾文化の範囲で、出来ることをすると、きっと良いことがあるんじゃないかなと。

 

服飾は文化であることが改めて実感出来る貴重なフィルムをこうして動画で気軽に見ることが出来る現代って凄いし、便利だし、おおいに勉強になるなと感じている次第でございます。

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「私の役割は、オーダースーツによって自信をつけていただき、成績をあげていただくこと」 をミッションに掲げ2014年11月創業する。 独自の採寸には定評があり、また圧倒的な提案力でその人の魅力を最大限に引き出すことに全力で取り組んでいる。 土方が生み出すスーツは、スペックやブランド至上主義のオーダー業界とは一線を引く、「体験」を売る独自の手法をとる。 オーダーをすることの工程そのものを楽しむことから始まり、完成してからも楽しめるのが特徴。 ココアッソは手間のかかるオーダー屋です。そのかわりに、あなたの気分がよくなる、あなたの成績がよくなる、あなたの評価がよくなる、そんな一着を仕立てる。を口癖にしている。

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