ターナー(土方)です。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
2019年も残すところあと10日を切りました。
そろそろ振り返ってみても良いころ合いでしょうか。
ココアッソも創業して丸5年を過ぎました。
決して万全の準備をして起業したわけではなく、むしろマイナスからスタートして今に至ります。
それでもここまでやってこれたのはやはりスーツが好きだからでしょう。
そしてただ好きなだけではなく、自分が求める理想を突き詰めるとオーダーメイドが最善だという答えに辿り着いたからでしょう。
ボクが仕立屋として起業した一番の目的は自分に合ったスーツが欲しかったというのが正しいかもしれません。
ボクはかなりのなで肩で前肩というクセをもった体形をしてします。
正直既製品ではしっくりこなかったのです。
我慢して着ていましたけどね。
窮屈で腕が動かない。
それでも着ていないといけないという状況が続いていましたから、それなりにストレスが溜まっていました。
隙あらばどんなに寒くてもすぐにジャケットを脱いでましたから。
オーダーメイドに出会ってからその考えがガラッと変わりました。

今年作成したこのチェルッティの冬サッカー生地は快適の極みと言えるでしょう。
それまでの既製品とはまったく違う世界、こんなにもストレスのない着心地があるのかと感動しました。
もちろん既製品にも良いところは沢山あってそれらを勉強させていただいたからこそ今があります。
前職ではミシンを踏むという職人の難しさ、大変さ楽しさも経験し、一人ひとりに合わせて作成するオーダーメイドの世界がいかに大切なのかも理解したからこそこうしてココアッソを立ち上げ今があります。
一通りアパレルという業界で経験させていただいたからこそこうして今があります。
どうやったらストレスなく快適に、かつ時代に合わせた装いとして成立する一着になるのか。
そんなことを常に考えながら今年もあっという間に年の瀬になってしまった感があります。
ココアッソのオーダースーツの基本スタンスはカッコ良くて、自信が持て、何よりもストレスのない着心地です。
2020年に向けて新しい構想も色々考えていまして、そしてまたあっという間に時が過ぎ去っていくのだろう思います。
今週でお仕事を納められるところが多いかと思います。
あと少し頑張ってまいりましょう。


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