ターナー(土方)です。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
スーツの色に迷ったらネイビーとグレイの2色で良いことを思い出して下さい
スーツの一番の楽しみは何と言っても生地選びです。
クラス分けしなければボクの手元には数千種類の生地があり、探せばまだまだあります。
もうどれだけあるのかボクも分かりません。
流石にこれだけあると迷ってしまいますね。
あれもこれもと絞りきれなくなってしまうのは誰でも一緒です。
もう一つ悩ませるのがファッション情報ですね。
日本におけるこのファッションの傾向としては、イタリアにおける一大イベントであるピッティウォモの影響が多分あるのは周知の事実です。
企業としての買い付けはその流れで行われますし、雑誌を含むマーケッターはそこで仕掛けを見つけてくる事が多いわけです。
そこから溢れ出るデザインも含めたコスプレイヤー的な情報が多く出回り過ぎて、それに踊らされてしまうと、悩んでしまいますね。
特に近年は茶系と言った暖色カラーに力を入れていますから益々悩んでしまいますね。
そんな時は基本に立ち戻りましょう。
そう、ネイビーとグレイです。
- 日本のビジネスシーンにおける装いはネイビーとグレイの2色だけで良いのです
日本人の肌質などの相性もありますが、変に悩まずにこの基本色を確実に揃えていくのが正解です。
パーソナルカラー診断などを受けられて茶だのグリーンなどと言われたことがある方もいらっしゃるかと思いますが、惑わされなくて良いよです。
ビジネスシーンにおける装いとは、たまたまそこに流れている一過性の仕掛けとは違うところにあります。
基本公式をおさらいしましょう。
・ファッション=自己満足
・装い=相手の気持ち
相手の気持ちを考えれば答えは出てきますね。
それが正解ということです。
ビジネスにおけるスーツの色はネイビーかグレイでよいのです。
迷ったらここを掘り下げてみましょう。
たかがネイビーかグレイですが、そこから奥が深いですからね。

ネイビーともグレイとも表現出来る生地もあれば・・・

無地か柄ありか、ツヤがあるか無いがでもずいぶん違いが出ます。
その深い部分はボクにお任せ下さいね。


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