ターナー(土方)です。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
日中はまだまだ汗ばむ陽気ですが、朝晩は大分涼しく感じますね。
そろそろ「衣替え」を意識してもいいころ合いでしょう。
そして、衣替えは自分のイメージを変化させる絶好のタイミングなのです。
- 衣替えは日本独自の文化
もうすでにご存知かと思いますが、衣替えという習慣は日本独特の文化なのです。
欧米にはこの衣替えという文化は存在しないのです。
ちょっと思い出してみて下さい。
ドラマや映画のワンシーンでTシャツ一枚の人と革ジャン姿の人が一緒に登場しているシーンとかありますよね?
あれを日本人が同じようにやろうとすると違和感を感じるはずです。
そうそれはボク達が日本で生まれ育ち衣替えという文化を受け継いできたからなんです。
一説にはこの衣替えという概念を作ったのはあの聖徳太子だとか・・・
そのころから日本には四季を感じそれを表現するという文化が培われてきたのですね。
- 今までのイメージをチェンジ出来るタイミングが衣替え
この文化として染み付いている習慣だからこそ、この衣替えのタイミングは装いを違和感無くチェンジ出来ると思いませんか?
服装を変化させることを特に男性は苦手に感じてしまうことが多いようです。
それは人から見られることに慣れていないからかもしれません。
今までの印象を変えることが怖く感じてしまい、派手に見られないかとか、恥ずかしいという気持ちが先行してしまう人は結構いらっしゃいます。
それをほんの少しだけ変化させてみませんか?
いきなり大きなふり幅の変化は心が追い付いてきませんから、ちょっとだけ変えてみるのです。
違和感なく、でも今までとは違って見えるような印象にしてみる。
気分が良くなって、自信が持てるようになると、姿勢も良くなって、評価も上がってくることでしょう。
この衣替えとは誰もが無意識にその変化を認めてくれるタイミングなのでそれが可能なのです。
そして、もっともお洋服を楽しめる季節である秋という季節もナイスなポイントです。
クールビズで慣れてしまったからこそ、羽織るものがあるだけでカッコ良く見える不思議な効能があるんですよ。

つややかな風合いが夏とは違った本来のスーツらしさを醸し出してくれます。
さて、今年はほんの少しだけ新しい印象に変えてみませんか?


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