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オーダーで夏にもっとも涼しく感じるスーツ生地を選ぶにはどんな素材がいいのか?

ターナー(土方)です。

ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。

気象庁が6月29日に梅雨明け宣言をしましたね。

関東では統計開始以来初めてのことだそうです。

つまり・・・

もう十分に夏ってことです!

日中の暑さはかなり堪えますね。

そして夏であってもビジネスは続きます。

誰もがクールビズ=軽装化というわけにはいかないでしょう。

そこで、長年アパレル業界に携わってきたボクが夏でもなるべく快適に着用出来る素材は何なのかを回答してみましょう。

 

  • 最も涼しい素材は何なのか?

夏季にスーツを上下で着用する機会はかなり減っていることと思います。

しかしながらそうもいかない立場、状況もあると思います。

またはスーツスタイルが好きでたまらない人もいらっしゃるでしょう。

いずれにせよ、スーツを着用するのであれば、可能な限り涼しいほうがいいですよね?

あえていばらの道に進むよりも、可能な限りクーリングし最大限のパフォーマンスを発揮したいはずです。

では、そんな夏のスーツの素材はどんな素材をチョイスすればいいのでしょうか?

 

  • 実はウールが一番涼しい

そう、ウール(羊毛)が一番涼しいのです。

世の中スーツがウールを使うのには理由があるのです。

一般的にはウールというと暖かい、保温性というイメージをもっていらっしゃると思いますが、実はそうではないんです。

正確には暖かいですし、保温性もありますが、もう一方で真逆の性質も持ち合わせているのです。

二つの相反する特性を兼ね備えている素晴らしい素材なんですよ。

では、その秘密をなんなのかをひも解いてみましょう。

それは・・・

ウール素材は調湿に優れている

そう他の繊維に比べてこのウールと言う素材は夏場の湿気をコントロールすることが出来るスグレモノなのです。

具体的にはウールにはスケイルというウロコがあります。

シャンプーのCMでたまに出てくる人間の髪の毛と同じです。

そのウロコが開いたり閉じたりすることによって湿度を常に調整してくれているのです。

この夏場であれば、ウロコが開き湿気を吸収します。

そして湿気は繊維の表面だけに留まり奥まで浸みこまない。

すると今度は放湿してくれるのです。

衣服内の湿度を外部に放湿していくれるということは、その周囲の温度下げることになります。

それが気化熱という作用です。

今現在、ケミカル繊維ではこの性質を真似ようとしていますが他の繊維も含めてこのような凄いハイテク機能はありません。

本当に神さまからプレゼントなんですよ。

 

  • ちなみにコットンスーツはやめたほうがいい

コットンというと夏をイメージされる方が多いですが、この高温多湿な日本においてはオススメ出来ません。

ペラペラのクタクタの普段着用であればいいのですが、ビジネスを想定したコットンスーツは春までです。

何故か?

ウールのような調湿機能がないから

コットンと言う素材は湿気を繊維の奥まで吸い込んで、しかも溜め込む性質があります。

だから乾かない。

湿気を大量に含んだ繊維は膨らんで織物自体の通気性を遮断してしまいます。

元々通気性はそんなにないんですけどね。

つまりムレます。

そして、乾かないので体を冷やしてしまいます。

山登りにコットンの肌着がNGなのと同じ原理ですね。

そもそも着心地も悪くなっちゃいますしね。

夏はオススメ出来ません。

 

  • その他にもモヘアや麻などがありますがそのあたりはどうなのか?

モヘアはヤギの毛で熱の遮蔽性に優れています。

また独特のシャリ感、パリパリ感が夏素材らしさを表現しています。

とても良い素材なのですが、問題がないわけではないのです。

レア度が高く、モヘア100%はまず出回らないのでウールと混紡になるでしょう。

ストレッチ性か皆無なので、ウール素材と同スペックで作成すると身動きが出来なくなります。

染色が難しくウールと同様の発色が出せない。

正統派のスーツを作成する時に程よくブレンドされた素材をチョイスするとよいのがモヘアですね。

良質のウールとモヘアのタッグは正統派スーツとの相性はピッタリです。

では、麻はどうなの?

コットンと同じように植物繊維ですが、根本的に似て異なる部位を使って繊維にしますから、ご存知のようにパリパリ感を感じる素材です。

放湿性が高く夏向きではありますが、同時にウールと同様のビジネス環境には適していませんよね。

それはドレープ性がなく、シワの回復力が全くないので、着用すればするほどシワシワ、ヨレヨレになってしまいます。

ウールではないない状況なら最高ですね。

ペラペラな一枚仕立てで、今だとサファリ系のジャケットにしたりすると楽しめるはずです。

その他にもシルク、化繊などがありますが、高温多湿な日本の夏のビジネス環境を快適に過ごすには役不足といいますか、足かせになるでしょう。

やっぱり夏にはウール素材が最適なのです。

羊さんが最強です。

 

  • まとめ

いつ、どこで、なんのために使うのか?

スーツと言っても用途は様々でしょうから、答えは一つではないです。

ただ夏場でもジャケットを着用する必要があるビジネスパーソンには間違いないくウール素材が最適でしょう。

今はスマホで様々な情報が手に入ります。

よくわからないソースからさも正解のようなまとめネタのような情報が氾濫しています。

ヒット商品を生み出したい人、インフルエンサーな人、その他大勢がいろいろな情報を発信していますが、真実は一つです。

大元を辿っていくと真理は一つだってことです。

オーダーメイドの場合は素材だけではなく、どう作るかによっても大きく変わりますけどね。

作る前にどんな材料にするかはとても大事です。

夏でもスーツを着用するのであれば、ウールと覚えておいて下さいね。

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「私の役割は、オーダースーツによって自信をつけていただき、成績をあげていただくこと」 をミッションに掲げ2014年11月創業する。 独自の採寸には定評があり、また圧倒的な提案力でその人の魅力を最大限に引き出すことに全力で取り組んでいる。 土方が生み出すスーツは、スペックやブランド至上主義のオーダー業界とは一線を引く、「体験」を売る独自の手法をとる。 オーダーをすることの工程そのものを楽しむことから始まり、完成してからも楽しめるのが特徴。 ココアッソは手間のかかるオーダー屋です。そのかわりに、あなたの気分がよくなる、あなたの成績がよくなる、あなたの評価がよくなる、そんな一着を仕立てる。を口癖にしている。

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