ターナー(土方)です。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
着こなしという言葉、表現があります。
ボクも「着こなし講座」なるカテゴリを作っています。
そして世の中にはググれば、そしてブラウザでも山のようにこの手の情報は日々どこからか発信されています。
今年はデニムにシャツでジャケット着るとキモいオジサンに見られるから、シャツではなくてカットソーがいいとか、茶靴ではなくて白スニーカーがいいとか・・・
この手のいわゆるファッションというカテゴライズされる部類は、言ったもん勝ちのやりたい放題な時代になっています。
気軽に情報を発信出来る時代、またそういったコンテンツを発信する企業もその手の情報を裏取りすることなくバンバン流しっぱなしになってしまっています。
だってファッションという言葉を使えばルールなんていくらでも変えられるでしょう?
コンサルだのスタイリストだのと名乗ればそれでオーケーなのです。
かつて経営コンサルタントという触れ込みで某FMラジオでブレイクし、TVにまで出演していた人いましたよね?
どこかに留学してMBAとって、どうのこうのって、結局バレちゃってましたけど・・・(苦笑)
ま、話が逸れちゃいましたけど、あまり情報に振り回されなくていいです。
またパーソナルコンサルブームでそれをウリにしている人も沢山いらっしゃいますけど、それにも踊らされなくていいです。
何故ならみんな知らないからです。
- ボクは現実に自分が経験してきたことしかお伝えしていません
何か仕掛けたいが為に、情報操作なんてするつもりはないし、名を上げたいが為に詐称まがいの経歴で売り込むつもりもないです。
営業支援スーツとは、現実に起きたありのままの事実に基づいて築き上げた概念です。
それは突き詰めていくと、物凄くシンプルなんですよね。
ファッションという抽象的な表現は必要ないのです。
本人が本当の着こなしを自らの意志で出来るかどうかの問題です。
その着こなすとは、心と体のバランスを整えることが出来た時なのです。
- 無理に自分の心を偽った装いは着こなすとは言わない
誰かに依頼して似合います的な一式を揃えたとしても、それだけでは着こなしている状態にはならないでしょう。
だって心がついてきていないでしょう?
自分の心が認めていない以上借り物を着ている、ヨソイキを着ている、コスプレしていると感じていることでしょう。
表層的には似合ってますよ!って言われるかもしれませんが、内なる自分の心が伴っていない以上、着こなしているとは言えないでしょう。
ボクだったら自分が気に入らない格好って恥ずかしくて脱ぎたくなるし、なるべくなら着ない方向に持っていきたくなるし、少しずつ自分が安心するようにその一式を自己流でカスタムしてしまいます。
それはすなわち結局意味ないじゃん!ってことに。
そうではなくて、自分の心が認めた時こそが真に着こなすという意味になるはずです。
心と体のバランスを調整するには時間がかかります。
結果にコミットする強烈なダイエット式もありますけど、リバウンド率が高すぎます。
ですから、ボクはじっくりと時間をかけて少しづつ整えていくことをお話しています。
お洋服、特にビジネスでスーツを着用するということは、一着、一式だけ揃えてるだけでは足りないはずです。
全部まるっと変えられる人なんてそうそういらっしゃいません。
つまり今まで着用していたスーツも同時に活用しつつ、心も拒絶反応を起こさないように変化させつつ、装いを成立させていくことが一番だと思うのです。
いきなり劇的にビフォーアフターのような、一日で人生変わります的なことよりも、気が付いたら変わっていたよね的なほうが最終的には効能が高いのは間違いないというのがボクの考えなんですね。
だからボクは無理をしない、無茶をしない(人によってその程度は大きく異なりますよ)のがいいでしょう。
また時には多少荒療治的なご提案もしますが、それはその真の意味を汲み取ってもらいたいからこそのご提案なのです。
そういう本気なことが営業支援スーツなわけなのです!
なんだか最後は売込みみたいになっちゃいましたけど、売込みなんでしょうがないですね(苦笑)
心と体をリンクさせた時にこそ着こなしていると実感出来るはずです。
そういう一着を少しづつ増やしていきたいですね!
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