ターナー(土方)です。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
たかがシャツ、されどシャツ
たった一枚のシャツでも世界が変わります。
シャツというのはもし肌着を覗けば一番肌に近い装いとして成立するアイテムです。
元々は肌着という立ち位置から発展しのがシャツですから、ぞんざいになってしまいがちではあると思います。
またビジネスで着用する以上数もそれなり必要になります。
総コストを考えればなるべく一枚当たりを安く済ませたいのもわかります。
しかし!!
シャツは大事ですよ!
キチンと自分らしさを表現し、時代に合わせたシルエット、サイズ感のシャツは確実に評価は上がります。
さすがに9月に入り、気温も涼しくなりかけている時期にくるとシャツだけで活動されるのはどうかと仕立屋さん的には思いますが、現実にはまだまだシャツだけで活動されている方が多いですよね。
そういう文化がありますし、また気候的にジャケットを着用することがかえってTPOにふさわしくない場合もあるのも事実です。
つまりシャツがすべてを語るのです。
くたびれてしまっているシャツであれば、くたびれた人に見られてしまいますし、そう見られることを自ら選択してしまっているだなって感じてしまいます。
クールビズという文化が発展し、かつそこから派生した様々なシャツたちが溢れかえり、いつなんどきでもボタンダウンシャツになってしまっていると一年中ボタンダウンの人になってしまっている人もいらっしゃいます。(ボタンダウンがダメってことじゃないんですよ)
今、時代が大分変化してきました。
シャツに対する価値観がかなり変化してきています。(スーツも含めたビジネスとしての装い全般が変化しているのです)
ほんのちょこっとのことなんですよ。
そのシャツで自分らしさを表現出来るようになると、結構気分いいと思います。
先日、ボクのところのシャツを初めてご着用されて、メチャメチャ評判が良くて、かなり気分よくされていたその場にボクも同席していた時、やっぱり大事だよねってことをキチンとお伝えしていきたいと思ったのです。
そろそろジャケットを着用してもいいシーズンになりました。
クールビズスタイルのままジャケットを着用するよりも、そのジャケットとの相性を考えて、時代を意識しつつ、着心地のよいシャツに変えていくと、きっと周りからの視線が変化していることに気が付くでしょう。
たかがシャツ、されどシャツですよ!


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