ターナー(土方)です。
そろそろ上質に体を慣らしていきませんか?
普段触れているモノこそ上質です。
ハレの日の1着より、普段触れている相棒こそ上質が必要じゃないでしょうか。
上質というのは、高額とか、高級ブランドという意味ではありません。
適正な質感って意味です。
人によってこの上質の価値判断基準は違うと思います。
- モノの価値基準って何でしょう?
お洋服に限らず永年のデフレでこの価値判断基準がすごく変わって
良くも悪くもモノが溢れすぎてしまいました。
いつでもどこに行ってもモノがある時代。
いつでも、それこそ元旦からお買い物が出来ます。
大雪でもコンビに行けばお弁当、おにぎりが手に入る時代。
安物が悪いモノということではないです。
粗悪品なんてこの世にはありません。
どこに行っても均一化した(コモディティ化)モノってことです。
そういう時代です。
ただあまりにもその安く、大量に作られたそれに慣れてしまっただけ。
習慣になってしまっただけ。
- 人間は習慣になると気づかなくなる
例えて言うならば、昔缶ジュースは250㏄でした。
それがあるとき350㏄になりました。
覚えてます?
当時初めて350㏄を飲んだ時のこと。
「薄めてるじゃん!」
そう思いませんでしたか?
ボクはそう思いましたよ。
ポ〇リとかカ〇ピ〇とかね。
でも今それが普通でしょ?
人間っ慣れちゃうんですよね。
- お洋服の話戻しますね。
そろそろ上質であってもいいんじゃないでしょうか?
いつ着るかわからないハレの日の1着のことではなくて、
昔話はあまり好きじゃないんですけど、
すごく上品な人。
それって周りに伝わりますよね?
それって大事なことじゃないでしょうか。
お洋服って言葉で語る必要がない、
そして、自分自身を変えることが出来るツールでもあるんです。
そう、上質であることを習慣に出来るんです。
そうすると良い習慣を身につけることが出来るんじゃないでしょうか?
それが人柄とリンクすれば、
均一化されたモノ、サービス、情報が溢れた時代、ただでさえ選ばれにくくなっている時代。
同じこと、またはこの慣れてしまった感覚をそのままにしていれば、この溢れた時代に埋没してしまいます。
だからね、
そろそろ上質に体を慣らしていきませんか?
そして、気がつけば、見渡せば、世界が変わっていることでしょう。
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