土方洋（ヒジカタヒロシ）ニックネームのターナーです。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
2024年に一新されたおすすめの生地のご紹介です。
W.Bill CLASSIC SHETLAND
ダブリュー・ビル クラシックシェトランド
世界四大ツイードの一つであるシェトランドツイードをコレクションしたW.Billのクラシックシェトランドが一新されました。
見て触れてそのツイーディな風合いと色柄を感じてみて下さい。
- W.Billという超老舗のマーチャント（商社）がセレクトしたシェトランドツイード
ダブリュー・ビルの創業は1846年とかなりの老舗のマーチャントで、いわゆるカントリー服地を専門に扱っています。
人類初のエベレスト登頂に成功した冒険家エドモンド・ヒラリーに服地を提供していたそうですね。
ちなみに彼の有名な名言があります。
「なぜエベレスト（山）に登るのか？」
「そこにエベレスト（山）があるから」
ということで・・・
そのカントリー生地の代表がツイードと呼ばれる生地でしょう。
ツイードはその産地によって呼び名が色々あります。
有名なところではハリス、ドネガル、チェビオットなどがあげられます。
なかでもハリスツイードという名前はどこかで一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
このシェトランドをはじめとしてこれらは主に産地を意味しています。
ハリスはスコットランドのハリス島で、ドネガルはアイルランドのドニゴール、チェビオットはイングランドとスコットランドの境目あたりにある丘陵地帯、そしてシェトランドはスコットランドの諸島にて産出されるウールを使いそこで織り上げられたモノのみに授けられる信頼の証であるツイードのことになります。
一般的にウールと言えば南半球のオーストラリア、ニュージーランドなどが有名と言いますか世界シェアのほぼすべてがこの地域のウールになりますが、それが全てではないのですね。
とくにこのツイードのようなカントリー生地にはそれ以上のオリジンともいうべきブランドとプライドが脈々と受け継がれています。
このシェトランド諸島で昔ながらの製法で織り上げられたこのザックリとした風合い、そして味のある色柄をぜひ感じてみて下さい。
ドラマを感じてみて下さい。
もし心がざわつくことがあれば、もしかしたら前世はスコットランド地方にいらっしゃったのかもしれません。
それだけ魅力のあるツイードです。
実際には目付390gとツイードにしては軽く、現実的なジャケットやコートにドンピシャにハマります。
ぜひ一度触れてみていただきたいコレクションです。
W.Bill ダブリュー・ビル
CLASSIC SHETLAND クラシックシェトランド
ジャケット 93,280円（本体価格84,800円）
コート 153,780円（本体価格139,800円）
HighLine仕立て（水牛釦標準）
納期は約一か月+αとなります。
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