土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
1971年
ボクが生まれた年であります。
その年に開業したのが京王プラザホテル。
言わずと知れた日本初の超高層ホテルとして当時は何もなかったと言われている新宿でひときわ目立つ存在だったといいます。
プロモーション動画がありました。
スゴイですよね。
同い年ですから。
訪れたことのある方ならお分かりだと思いますが、雰囲気だけでなく未来を見据えた設計というのでしょうか、先進的な作りを感じ取れますよね。
現代のコストを意識した作りとは全く違うある意味古き良き趣のある、重厚なしつらえを感じます。
ボクは仕立屋であって建築屋さんではないですから、単純に素人目線でもそのように見て取れます。
先見の明という言葉がピッタリです。
53年前にこれほどの高層建築物が、それも単に作るだけではなく今も色褪せないところがスゴイ。
今はインバウンド需要の受け皿にもなっているのか、外国人旅行者で結構すごいことになっていますが、それもうなずけますね。
ボクも未来を見据えた服作りをしていこうと考えさせられます。
仕立屋さんは後ろ向きな世界観を持った方が比較的多く、過去の歴史をなぞる傾向があります。
もしくは現状維持か。
かつてボー・ブランメルが現代のスーツの基礎に導いたように、時として歴史は新たな価値に切り替わる時があります。
まして文化である服飾は常に変化をしています。
仕立服もそうであるのが自然と捉えています。
常に未来を見据えて新しい価値としての服作り、ココアッソも歩みを留めずにがんばります。
京王プラザホテル、よい空間ですからぜひ一度訪れてみて下さいね!
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「私の役割は、オーダースーツによって自信をつけていただき、成績をあげていただくこと」 をミッションに掲げ2014年11月創業する。
独自の採寸には定評があり、また圧倒的な提案力でその人の魅力を最大限に引き出すことに全力で取り組んでいる。
土方が生み出すスーツは、スペックやブランド至上主義のオーダー業界とは一線を引く、「体験」を売る独自の手法をとる。
オーダーをすることの工程そのものを楽しむことから始まり、完成してからも楽しめるのが特徴。
ココアッソは手間のかかるオーダー屋です。そのかわりに、あなたの気分がよくなる、あなたの成績がよくなる、あなたの評価がよくなる、そんな一着を仕立てる。を口癖にしている。
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