土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
連日報道が途絶えることのないBM問題。
負の連鎖が伝播して恐らく会社が存続する限り永遠に続くのでしょう。
そりゃそうですよね。
実際に金銭的にも精神的にもあらゆる分野でダメージを負ってしまっているのですから。
果たしてどこで折り合いがつくのでしょうか、はたまた手打ちがくる日がくるのでしょうかね。
ここまでこじれるのには訳があるはず。
思うことは一つ。
理詰めか熱意か
- 理詰めで追い込んでしまうと・・・
どんな企業や業界でもモーレツ社員、またはものすごく頑張ってくれるスタッフさんはいらっしゃるはずです。
例えば、とあるチェーン店系のカフェでもお店ごとに雰囲気は違う時があります。
ここはそっけないけど、こっちはやたら店長さんが熱心に接客してくるとか。
普段は全自動マシーンが当たり前なのに、あえてプレミアムな位置づけのハンドドリップを大きくラインナップしてガンガンオススメしてくる。
でもね、通常コーヒーよりもお高いのにその熱意が伝わるとお客さんもいつの間にかそのテンションに乗せられてプレミアムを購入しているし、やっぱり美味しいからリピートしてくれるようになる。
さらに、スタッフさんまでもいつの間にかその熱意に乗せられて、プレミアムをガンガンオススメしてくれるようになる。
お店もスタッフも来店されるお客さんもみんながハッピーになる。
これは某お店の実話です。
企業としてはこんなに素敵で優秀なスタッフさんはなにものにも代えがたい人材、正確には人財ですよね。
本当に会社、お店を愛してくれて、どうしたらみんなが幸せになってくれるかをずっと考えてくれて、そしてその為に情熱をもって行動してくれている。
ボクだったらゼッッタイに!手放さない。
他をすべて投げうってもそんなスタッフさんは必ず守る。
その為なら自分が泥を喜んで被る。
それくらい大切にしなきゃならないはず。
これはスタッフさんの差もありますが、それにいたるプロセスはやっぱりその企業の社風にあるはず。
そして、それを伝える仕組みにあると思うのです。
熱意
これじゃないですかね。
情熱と置き換えてもいい。
トップもNO2もその下もみんながプラスに働く熱意をもっていたら、そこにいるだけで楽しい、一緒に頑張りたいと思うような場所であったなら、全員がその影響は受けないにしても、誰かがそれを受け継いでくれるはず。
たった一人でもいい。
それがさらに伝播していくことが企業の正しい発展の仕方じゃないですかね。
ただテキトーに毎年大量に採用して、大量に離職させての繰り返しってそもそも頭大丈夫か?とボクは首をかしげます。
これは情熱ではなく理詰めで押し込もうとしているからでしょ。
ま、副社長もその程度の器しかなったんでしょうけど、なまじ頭が良いから理詰めで押し込むことでコントロールし、いつしか周りが見えなくなってしまったんでしょうね。
現場を知らない人が頭を張るとこうなるよってお手本でしょうね。
人前に出る、自分が頭を下げる、背中を見せて自分を晒す。
汗をかくのは末端じゃなくてトップですからね。
理詰めで追い込んだら噛みつかれるのは当たり前ですから。
これはなにもクルマ業界に限ったことではないでしょう。
どんな業界にも当てはまるところはあるのかなと。
お洋服が好きだからアパレルなんです。
オーダーメイドが好きすぎて会社を作って運営しているのです。
なによりも目の前のお客さまと一緒に考える、お悩みを解決するのが楽しいのです。
そして、笑顔を頂けるという最高のご褒美を頂けるのが嬉しいのです。
ボクは理系の頭ではありますけど、情熱で進んでおります。
まとまりませんが、やっぱり好きという情熱は最強ですね。
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