土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
2014年に何の縁もゆかりもない恵比寿と言う場所にやってきました。
そして準備もままならないまま11月に創業を開始し現在に至ります。
よくこんなスタートで今までやってこれたな・・・
誰もがそう思うくらいに感覚的な部分を信じてやってきました。
正確には前職である株式会社コナカにて鍛えて頂きましたので、具体的な数字の管理であったり何をすることが必要なのかという部分は理解していました。
ただ、ロジックであったり緻密な計算といった「今までの手法」ではないところをやりたかったのです。
前職に在籍時に当時の営業本部長が「商売は永遠」と仰っていました。
だったら自分の心が拒絶しないやり方をしてみたいと考えていました。
商売に限らず、ビジネスは絶対に数字なのです。
数字が無いビジネスは存在しません。
当たり前です。
これを知らずして独立なんてしてはいけません。
とこんなことを言っていますが、誰もがご存知ですが、数字を追い求めると疲弊してしまいます。
数字こそが全てになってしまうと、幸福という感覚もすべて数字が握ることになります。
予算を達成することが幸せという定番のアレですね。
時間帯別、日々、週間、月間、四半期、半期、年間と永遠に数字が付きまといます。
それが自由経済社会なわけですから否定する気はございません。
しかしながら、果たして個人でやりたいことで起業するのに本当にこれで進めることが正解なのか?
永遠にコレに縛られ続けるのか?という問いに答えを出すことが出来ませんでした。
「本当にやりたいことは何のか?」
それをずっと悩んでいた時にであったのがこの言葉でした。
「迷ったらどっちが儲かるかではなく、どっちが楽しいかで選ぼう!」
マーケティングコンサルタントである藤村先生のこのフレーズが頭に稲妻のように響きました。
こういう出会いって本当に頭の中でピカッと光るんですよね。
そうだと。
これがやりたかったんだと。
やりたいことをやらずして起業とか続かないだろうと。
数字の導き方は知っている。
そしてそのセオリーも熟知している。
だからこそ、あえてそうではない事をやり抜こうと思ったのです。
というよりもそれでよいんだという感覚が勝っていたのですね。
それが結果として未だにモチベーションも下がらずに続けていられる要因になっていると感じています。
好きなことをやり続けるということは、ラクをすることではありません。
オンもオフもありませんし、そもそもお休みとか設定していません。
でもその分好きなことをとことん追求することが出来る。
これほどノンストレスで楽しいことはありません!
嫌なことはしないのです。
自分がされて嫌なこと、そもそもキライなことは全て手放しました。
その分やりたいことにフォーカスすることが出来る、自由が得られるのですから最高なわけです。
独立したのに、わざわざ自分で自分に制約をかける必要なんてありませんしね。
そもそもこんなブログでこんなただの日記やんか!みたいなことも好き放題更新していますし。
ただそれを続けていたらいつの間にか9年目になっていた。
そう特別な感慨があるわけではなく、本当にいつの間にか時が経っていた。
これがボクの心情です。
ボクはこの縁もゆかりもない恵比寿にスタジオ構えることが出来たのも何かのお導きがあったと感じています。
とっても素敵な街です。
オシャレとか済みたい街ランキングとかそいうのは関係ありません。
たまたま地図を見ていて交通利便性が高くて便利だなってくらいでこの場所を選びました。
結果的にはこの場所以外に考えられない位に大好きな街になりました。
ずっとココにいたいと思えるこの恵比寿と言う場所に出会えたことに感謝。
そしてこれからもこの場所で大好きオーダースーツを通じて生活を彩るお手伝いをさせて頂くことに専念出来ることに感謝。
ここまで駄文を読んでくださったみなさまに感謝。
全てに感謝。
これからもココアッソを宜しくお願い致します。
最新記事 by 土方 洋 (全て見る)
- 自分のブランディングを考えてみよう - 2024年11月26日
- 自分のスーツスタイルを確立しよう! - 2024年11月25日
- コーヒーではなく珈琲という文化が日本にはある - 2024年11月24日
- 2025年問題って意識されていますか? - 2024年11月23日
- 新年をどのようなスーツで迎えるのがよいでしょうか? - 2024年11月22日