土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
いよいよ新年度が近づいてきました。
これからスーツを着用することになる方も結構このブログにお越しいただいていらっしゃいます。
ですので少し基本となるデザインのお話をしてみようと思います。
- 今日はジャケットの襟の形について
一般的なビジネスの着用するスーツのジャケットの襟型には大きく分けて二つ存在します。
ノッチドラペルとピークドラペル
世の中で販売されているジャケットのほとんどはこの二つのうちのどちらかでしょう。
実はオーダーメイドの世界ではもっと細分化されていて、この二つのデザインの中間にあるようなデザインがいくつもありますが、かなりマイノリティなので実質この二つがあるということだけ覚えておいてくださいね。
この二つのデザインが基本です。
そして、我々ビジネスパーソンにとってはどちらが正しい選択なのか?
これについてはその立ち位置、環境によって変わりますが、一つだけ言えることがあります。
ノッチドラペルを選んでおけば間違いない
まずフレッシャーズであればこっちでしょう。
ピークドラペルはまだ早いと言われるのがオチです。
ビジネスにおいては個人の好みよりも周りにいる人たちの価値観が上回ることが多いですからね。
そして我々世代もノッチドラペルが基本正解です。
何故か?
試しにテレビでもスマホでもよいのでニュースをご覧になってみて下さい。
岸田内閣の誰かがピークドラペルのジャケットを着用していますでしょうか?
国連事務総長、バイデンさん、プーチンさん、習近平さんは何を着用しているかが正解ということです。
現代におけるノッチドラペルかピークドラペルかの優劣はもう存在しません。
マナー的にとかフォーマル度がどうので差をつけるような時代でもありません。
現在における価値観としてノノッチドラペルが基本として認知されています。
ピークドラペルは趣味性のある襟型として覚えておいてください。
ですからピークドラペルがダメではなく、余程のことが無い限り着用制限に引っ掛かるようなことはないでしょう。
むしろ個人的にはカッコ良いので好きですから。
タキシードなどはボクはこのピークドラペルをおススメしているくらいですしね。
これからの新年度に向けて新しくスーツを新調されるのであれば、まず自分の立ち位置をしっかり見つめてから選びましょう。
それによってピークラペルのほうがブランディングが出来るということもありますからね。
装いの基本は相手の心に記憶してもらうところにあります。
それも良い印象を残す。
その為に襟型を利用してみるのはとても有効な手段です。
ちょっと本題からズレちゃいましたけど。
- まとめ
スーツの襟型はノッチドラペルとピークドラペルの2種類がある。
ビジネスにおいては迷ったらノッチドラペルを選んでおこう。
ピークドラペルは自分を高めるのブランディングとして統一して揃えていくと効果があります。
どちらの襟型も現代は認められているので、最後は好みでチョイスしても正解です。
そして、困ったらとりあえずボクに相談するのが大正解ですよ!
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