土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
アパレルあるあるなことを。
特にスーツをメインにしているアパレルで多いのが春夏、秋冬でキッチリ分けてしまうと言いますか、自ら手本となって真冬セットにしてしまわないといけないというルールがあったりします。
謎ですけど。
自ら見本となり紹介しようというのは分かりますけどね。
ボクはずっと申し上げていることではありますが、ボクのブログの読者のみなさんはそんなに極端に振り切らなくて良いですよ!
この地球温暖化の時代、古き良き服装習慣を当てはめることは出来ません。
もっと融通をきかせても良いんですよ。
- ビジネスパーソンも中間の服装を用意してみよう
白か黒かの二択ではなく、その中間もあってよい時代です。
ボクが良くご紹介しているオールシーズンというのがまさにこれに該当します。
これも何度もお伝えしていることでありますが、春夏とか秋冬とかの二つで服装を区分けできるような環境にはもう戻らないでしょう。
先日英国のグラスゴーでCOP26(注:第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議の略称)が開催されていました。
岸田首相も参加していまして、ニュースでも報道されていましたから記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。
化石賞も連続受賞という不名誉もありましたが、火力発電でバンバン発電していたら何も言えませんからね。
話は逸れましたが、それだけ地球環境が変化しているのは間違いない事実でありますし、そこで生きていく為には何かをしていかなければなりません。
服飾に関してはSDGsというキャッチコピーを活かしきれないままただの販促活動になってしまった感がありますが、環境保全に対する悪玉にならないようにしていかなければならない側面があります。
またまた話が逸れそうなので、今回のお題に戻ります。
春と夏は同じじゃありませんし、秋と冬も同様です。
そんなアパレルの都合に合わせた着こなしなんて出来ない時代ですから、その中間の服装もこれからの時代にご用意していくのをオススメしていますってことです。
今では照明設備では当たり前になったLEDですが、家電屋さんに行くと沢山の種類があって色味を選べるのをご存知でしょうか。
白色か電球色かだけではなく、その中間色もあるのです。
それと同じで、中間というのは一つのジャンルとして認知してよいはずです。
ちなみに我が家のダウンライトはこの中間色にしています。
このどっちつかず位の色が気分に左右されずに丁度良いと感じています。
我々ビジネスパーソンの服装も同じように中間があると自分もそして装いの基本である相手も安心するはずです。
例えば今日の気温だったとして、いかにも冬らしいフランネル生地のスーツのフル装備で商談したら相手もドン引きしちゃいますし、そもそも暑くて意識が飛んじゃいますよね。
コートもまだモコモコのウールを使うにはちょっと早いかな。
ということで、春夏とか秋冬という言葉で区切られないその中間位の服装は大いに結構なことです。
逆の表現をすれば、それだけ服装のバリエーションが増えるということであります。
それをちょっと大変と捉えるか、それとも楽しめると捉えるか?
人生のほとんどを共に過ごすのがお仕事服です。
せっかくですから楽しみを感じた方が良いのかなとボクは思います。
そして何よりもその方が快適に過ごせますから、パフォーマンスが上がって結果的に成果に繋がります。
言うのは簡単だけど、実際にどうしていけばよいのか?
もちろんボクにご相談くださいね。
一人ひとりに合わせた中間の服装のお悩みを解決いたします。
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