土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
我々が受け入れる生き方のレベルよる
昔マトリクスという映画があってアーキテクトというマトリクスの創造者とネオ(キアヌリーブス)との会話で出てきたこのフレーズがいつまでも記憶に残っています。
知らない人はいないとは思いますが、簡単に説明すると、機械に支配された未来の世界では、人類は燃料電池として機械に繋がれて意識を支配されていた。
そこから人類を救済する為にモーフィアス(ローレンスフィッシュバーン)やネオが頑張っているという映画です。
その機械が人類を燃料として利用する為に生み出したのがマトリクスといういわゆる仮想の電脳世界で、人はそこを現実として認識し、現実の肉体がどんな状態で繋がれているのか、世界がどうなっているかを知らない。
かつてネオも繋がれていたけど救出され、そして救世主として成長し、ついにアーキテクトという機械のボスみたいな存在と対面するわけですが、そこでの会話で機械に繋がれた人類を滅ぼす選択肢(エネルギー源を自ら破壊するという意味)なんて出来るわけがないというネオの言葉に対してアーキテクトがそういったのです。
生き方のレベルによると。
ボクたち人類も繁栄の極みに達した世界から突如として、準備も覚悟もなく唐突に変化を余儀なくされています。
例え終息したとしてももう昔と同じ生活に、永遠と続くと思えていた栄華と同じ環境になることはないかもしれません。
もし復興したとしてもそれはボクたちの次の世代になるかもしれない。
それくらい時間はかかるでしょう。
ということは、この環境に適応した生き方を選択するしかないのです。
だだをこねても変わりません。
環境のせいにして言い訳をしても変わりません。
生き方のレベルを変えるしかない。
物質的な欲求からの脱却かもしれません。
スタートレックというテレビシリーズ、映画も何本も作られた恐らく誰もが知っているあの未来の世界では、人類は物質的な欲求を乗り越えたとあります。
貨幣経済も無くなり、エネルギー問題、食糧問題もすべてクリアし、人類はただ自己の成長を追求することのみに集中出来る世界と言います。
その為のシフトチェンジのタイミングと考えてもいいのかなとも思います。
かつてゼーレなる秘密結社がセカンドインパクト、サードインパクト、そしてフォースインパクトを目指しているんでしたっけ?
人類をその魂を一つにして永遠の命も得るんでしたっけ?
ま、良く分かんないんですが、そんなことをするよりも、アーキテクトが言っていた生き方のレベルを変えるというフレーズがしっくりくる。
今は我慢しなくちゃいけない。
ですが、無限に我慢することなんて出来はしません。
ならば、これを我慢ととらえるのではなく、次に進むための準備ととらえる。
無論楽じゃありません。
苦難を伴うでしょうけど、その先に進む人のみがより進化したこの先の世界で生存が許されるのでしょう。
過去の栄光に縋るあまり、快適だったあの時を忘れられないがために固執すだけでは取り残されてしまう。
なんとなくまとまりはないんですが、そんなことを思い出していました。
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