ターナー(土方)です。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
9月後半から遠征シーズンに入りまして、スタジオ不在な期間が多くご不便をお掛け致しました。
約一か月に渡り出張をしていた期間が今日で一応の終わりを迎えます。
といいつつ移動はしているのですが、大きな流れとしての全国行脚は一息つきました。
本当にあっという間ですね。
アパレルという業界、それも仕立屋さんという業種は基本お盆明けから急激にバタバタして気が付けば年末の足音が聞こえてくるのが通常の流れです。
おかげさまで今年もバタバタしっぱなしでここまで来ました。
もちろんいつでもお問合せ、ご予約は受付中ですよ!
- 今年の10月はある意味特別でした
何が特別なのかと言いますと10月より消費税率が改正され10%になりました。
アパレル業界はもちろん軽減税率の対象ではありませんし、オーダースーツというカテゴリはそもそも軽減って何?くらいの流れでした。
ボクの知る限りこの消費税率というワードはこの業界では、はれ物に触るがごとく誰も口にしませんし、見てみぬふりをしているような状況です。
こうしてこんな記事を書くこと自体がはれ物的な感じなんでしょうね。
でもね、あえて書きますけどただでさえ傾斜産業と言われるアパレル業界はおそらく今月はどん底じゃないでしょうか。
ボクの耳に届く限り聞いたことものないような数字が飛び込んできます。
それを総合する限りかなりヤバいんじゃないでしょうか。
衣類というのは一番最初にもろに支出を抑える対象と昔から相場は決まっていまして、まして男性のスーツ関連はその筆頭なわけです。
奥さまのお洋服よりも旦那さんの仕事服の方が格下なのが現在の一般家庭のポジショニングなのは間違っていないはずです。
おそらくこの記事をお読みのみなさまの中には支出を抑えるために今年のスーツの買い替えはお流れになってしまい、テカテカになってしまったスーツでもう一年頑張らなければいけないという状況の方もいらっしゃるかもしれません。
ちょっと話が逸れ気味になってしまうので元に戻します。
今年も北かた南まで出張させていただいていますが、思うのは関係性が出来上がっているところは、消費税率の改正とかはそれほど影響はないんじゃないかということです。
おそらくこれはアパレルという業界に関わらず、どんな業界業種にも言えるのかもしれませんが、単なるモノの売買を効率を上げて売り上げることばかりしてきたところとそうではないしっかり汗を流して信頼関係を築き上げてきたところはもろに差が出てきてるのではないでしょうか。
確かにキャッシュレス還元などの優遇措置もありますが、ボクの知る限りそれを目的にされている方はそれほど多くはありません。
ということはやはり人となりという部分が大切なんでしょうね。
税率改正の話題が妙に静かで誰も語らないのは今までそういった商いの基本をおそろかにしてきたことがバレてしまうのが怖いからなんじゃないかと・・・
全国を見てきて思うことは概ねそんな感じです。
ちなみに・・・
ココアッソは5%還元事業者でお得です!!!
本日は以上です。
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