ターナー(土方)です。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
仕立屋といってもここ数年であらゆるジャンルからわんさかと参入がありカオスになっている仕事です。
ピンキリという言葉で済ませてしまえばそれまでなのですが、ボクは改めてこの仕事を好きでこれからもずっと続けていきたいなってふと思います。
もうすぐ10月が終わります。
今年も残すところあと2か月というところまで来ました。
一年を振り返るにはまだ早いですが、今年もかなり早く感じましたね。
だってこの前までお正月だったんですよ!?
そのくらい気が付いたらもう丸々10か月が過ぎているという感覚です。
そう思うとやはりこの仕事を続けてきて、続けられることに感謝出来ますし、益々好きで楽しくて仕方がない天職だと実感します。
- 仕立屋とはその人の人生そのものを変えてしまうお仕事
たかが服屋じゃないかと思われるのがごく普通のご意見かと思いますし、実際に世の中にある服屋さんはたかが服屋さんですから正解でもあります。
世の中志のない、目先のことしか考えられない状態の服屋さんやスタッフさんが多いのは致し方ないところです。
ボクはそれが嫌で今こうしてココアッソという会社を立ち上げてお仕事をさせていただいています。
今は100%自分の意志で運営させていただいてます。
それ自体がとてもありがたいことなのですが、何といってもそこには真剣に目の前にいらっしゃるお悩み事をかかえている方の為にお役に立ちたいという想いが継続出来ていることなんじゃないかと感じています。
ボクの考える仕立道とは、その人の人生を変えてしまう道だと考えています。
その仕立屋一着のスーツがその人のその後を大きく変えてしまう可能性があるのです。
実際に大きく変わっていく方を多くお見かけしてきました。
たかがスーツなんですが、されどスーツなのです。
スーツの価値なんて使い捨てくらいで十分ですという人もいらっしゃいますし、それ自体は否定する気はさらさらございません。
実際にそういうお店、スーツは存在していますので。
ボクが出来るのはそうではない、されどのスーツなのです。
そうではないスーツとはボクが真剣に向き合い渾身の気持ちを込めてその人がベストになるべく仕立てる一着です。
そこにはその人の生き様を垣間見ることが出来るのです。
というより見せていただかないと、ボクも見えてこない。
そんな気持ちが通じあうような仕立屋さんをさせていただいていることが本当に楽しいし、やりがいがあるのです。
いつまでたっても続けていきたい。
残り2か月もあっという間でしょうけど、それすら感じぬくらいに頑張ってまいります。
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