ターナー(土方)です。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
視点を変えれば価値になる
マーケティング系やビジネス関連ではこの手の話は枚挙にいとまがないくらい溢れていることだと思います。
物売りからコト売りへなど、対価に見合う体験に価値があり、それを仕組みにしましょうってお話で、今ではとてもポピュラーではないでしょうか。
知らない人は全く知らなくても何の問題もないですし、どうでもいい話です。
先日Facebookの個人ページにも載せたのですが(お友達限定公開です)初めて金庫室に入りました。
普通はまず入らないし、余程の理由が無いと入らない場所だと思います。
そこに何故か入りました。
理由は、焼き鳥居酒屋さんになってたから!
分厚い防護扉の中が個室宴会場になってました。
人数にしてマキシマム20人弱くらいが入れる大きさでしょうか。
もうそのまんま内装の壁を変えただけって位のホントにそのまんまでした。
おそらく外壁の厚さは相当なもんでしょうから、どんなに騒いでも外部からクレームはないでしょうね(苦笑)
この鋼鉄製の分厚い扉が万一締まろうものならもう脱出不能なのは間違いない。
凄いこと考えますよね。
そのまま利用するなんて。
よくよくお話を聞いてみると以前は某金融機関が入っていたビルだそうな。
確かに、店内そのものがそのまま、トイレもまさにそのまま利用している。
こんな焼き鳥居酒屋は他ではないんではなかろうかと。
そこで、タイトルの視点を変えると価値になるってこと。
- 金庫を売りにしていないところも良い
この金融機関の建築構造物は建て替えようとすると滅茶苦茶大変だったりするのを知っています。
何故ならココアッソのスタジオのお隣がJRの運営する商業駅ビルのアトレになっているのですが、ボクは更地の段階からそれを見ていたのでよーくわかるんです。
地下を掘れば掘るほど迷路のようなコンクリが・・・
ずっとドガガガッってやってましたからね。
これ相当なコストなんでしょう。
だったらそのまま使っちゃえってことになったのでしょうか。
なんだか妙に広々した天井の高い店内とその奥にある分厚い扉の金庫室で焼き鳥を食する。
平日にも関わらずほぼ満席だったのかな?
地元じゃ有名だそうで、賑わってました。
騒いでも頑丈な壁があるので外に漏れないですからね。
この視点の切り替えをした経営者の方に一度お会いしてみたい。
そう思える面白いところでした。
みなさんも、一度自動的に思考してしまってることを全部さらにして、あり得ないと思っていたことを本気で考えてみると面白いことが起きるかもしれませんよ!
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