ターナー(土方)です。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
ボクが作成しているスーツはいわゆる売った買ったのモノだけの取引ではなくて、もう一歩踏み込んだカウンセリングをしていくところにあります。
もし、単にスーツが必要でサクサクことを進めたいのであれば、それを重視しているところがありますから、そちらを利用した方がいいかもしれません。
のっけから厳しめで。
オーダースーツというのは大量生産の既製品の需要の衰退ととともにここ数年で凄まじい伸びを示しています。
なぜなら大手をはじめ中小に至るまでこぞって参入しています。
オーダースーツと言っても色々種類はありますが、今日はその違いがどうのってことではなくて(オーダースーツはオーダースーツでしょって話になっちゃってそれ説明するのも大変なので)、そのお店であったりサロンの特徴のことですね。
伝統のあるお店はいわゆる仕立ることが目的となるクラシックスタイルで、何かの会話と言えばマニアックな生地のことくらいで、あとは有無を言わせないプレッシャーで無言が続きます。
パターンオーダー店では、選択する生地も限られているので、ササっとお会計までスピーディに進みます。
どれが一番良いのかってことではなくて、自分のライフスタイルに合わせて選べるくらいに幅が広がっているということで、いいんじゃないでしょうか。
ではボクが何をしているかというと、営業支援スーツと謳うだけあってキチンと会話からスタートし、意思疎通をさせてもらっています。
ボクの作成するスーツは、いかようにも変化しますから、何を必要としているかによって方向性を決めていくことがポイントになります。
気軽に楽しみたい時は、気楽に作るほうが楽しいですから根掘り葉掘りってことはないですよ。
オーダースーツを一から作るその体験を楽しんでもらいたい。
そして、本気で何かの結果を求めていらっしゃるのであれば、それに合わせたコンサルティングを行っています。
見た目が大切などのスタイリストにありがちなマニュアルではなくて、ガチに培ってきた経験からくるブランディング、習慣や生活、仕事環境に対応する部分まで含めたトータルでお話をしていきます。
いずれにせよ、お互いの意思疎通がないと本当の意味でのオーダースーツは完成しないというのはボクの持論です。
だからそんなめんどくさいことは嫌な人はサクサク会計まで進むお店の方が良いでしょってことなのです。
もっともボクと信用が確立されるようにと電話やメッセージでもご注文は出来るようになりますし、お悩みのコーディネイトの相談などもやり取り出来ますので、むしろラクなんですけどね。
- 相談出来たほうが安心ですよね!?
機械やAIに代替されるような仕事の仕方はしていなくて、人と人がコミュニケーションをすることを基本としています。
そこを自動化すれば手間が省けてラク出来るようになりますよ。
でもそこを省いてはいけない、むしろ一番コアな部分ではないでしょうか。
意思疎通が出来るようになると、例えば美容室にいってもいつもの感じでってお任せできますよね?
馴染みの飲み屋さん行けば、いつものって言えばいつものが出てきますよね?
気軽に相談やお願いが出来るって安心ではないでしょうか。
血の通わないAIには出来ないはずです。
いずれシンギュラリティ(技術的特異点といってAIが自我に目覚めること)が起きれば分かりませんけど、今ではない。
これはお店側から考えてみれば、それこそが本来の商い(飽きない)であり楽しいことじゃないかと思うのです。
一時煩雑な仕組みが流行って、めんどくさくなってしまいましたが、今はまたあるべきところに戻ってきていると感じています。
なのでボクはあらかじめ、表裏なく正直にこうして自分をさらけ出しています。
ボクが信用出来るに足る人間であると判断してもらいたいからですね。
そこまで密度を濃くしたくない人にとってはウザいかもしれませんけど。
本当のオーダースーツの楽しみ、楽しさ、ワクワク、ドキドキ感というのは、その意思疎通があってこそ体験出来るでしょう。
ボクはそういうスーツを作成している仕立屋さんです。
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