ターナー(土方)です。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
目の前にいるたった一人の為に全力を尽くせるか?
ボクはオーダーメイドスーツの仕立屋である以上、目の前のそのたった一人に全力を尽くします。
どれだけ楽しんでもらえるか?
どれだけ本音で話が出来るか?
どれだけお互いの想いが同調出来るか?
オーダーメイドなので、答えなんてないわけです。
そもそもまだ何もないところから始めるのです。
すでに出来上がっているモノならいざしらず、サンプルしかないのです。
そこからどう導き出すか。
- ラクをすることも出来る
それは長年経験を積んでいくとある意味簡単になっていきます。
過去の経験則から、こんな感じだなって予測出来るのです。
人間の体もみな違いがありますが、よほどの人でない限りそれほど違いはないのです。
色柄の選択にしても、そんなに極端な人はそんなに多くありません。
だから、経験から軽く流れ作業的に進めることも出来る。
それがオーダーメイドスーツの世界です。
- ボクはそれをしたくない
それとはラクをしたくないということ。
そんなことをする為にわざわざココアッソを立ち上げたんじゃないのです。
お店ではない完全予約制のスタジオにしたのは、一球入魂をしたいから。
今目の前にいるその一人の為にどこまで力を出し切れるか?
無限ともいえる選択肢があるオーダーメイドの世界で、あえてボクをご指名いただいている以上、単なるモノだけじゃないところまで体験してもらいたい。
バリバリとひたすら数をこなすだけの作業のような仕立屋になりたくないのです。
それが間違っていると思いませんが、ボクはそんなことをしたくないのです。
- どの業界も慣れはあるはず
ある程度経験を積んでいくと、ある意味ルーチンとなっていくと思います。
自分の中にいくつかのパターンが作られていき、そこに当てはめていくだけの、単調な流れが出来上がっていくはず。
本当にただの作業ならいいですが、相手がいる場合にそれはいけない。
そしていつの間にか物事を自分の都合のいいように勝手に解釈して、それがあたかも現実のように錯覚してしまう。
そうなると言い訳が始まり、自分が負うべき責任をあろうことかお客様や、社員、取引先になすり付けようとしてしまいます。
世の中自分中心に動いてるかのような、空気の読めないオッサンに成り下がってしまう。
マズいですよね。
- 初心忘るべからず
だからこそ、今こうして自分を定期的に戒める為に、我に返る為に記録しておくのであります。
ほっておくと知らないうちに、今この瞬間の奇跡とも言うべき出会い対する感謝という気持ちが薄れてしまうから。
今日も、明日もこの先ずっと手を抜くことなく、全力を尽くそうと思うのです。
でもね、ユルいほうが好きなんですけどね(苦笑)
わがままなのは勘弁してくださいね!
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