こんにちは
スタジオ ココアッソ
代表の土方です
一般的にアパレル業界は、今が閑散期とよばれてます。
「ニッパチ」
2月、8月がヒマを表す言葉。
聞いたことありません?
【売上至上主義】
会社として存在する以上、売上を上げることが目的なのは当たり前です。
しかし、お客さま不在の売上至上主義があまりにも露骨になって、自分の首をしめていることに気づいていないところが多いような気がします。
昔のわたしも同じでしたからね。
某大手チェーン(名乗ってるからもうお分かりだとおもいますが)
の時もそう、
基本的に、年間予算、半期予算、四半期予算、月間予算、週間予算、日々予算、時間帯別予算・・・
こんな感じで、区切り区切りで決めた予算達成に向けてまい進しているはずです。
これはあらゆる小売で同じはず。
たとえば、日々の予算。
10万円だったとする。
すると、9万9千円じゃダメなんですよ。
何が何でも達成させるんだという意識の高さは必要ですよ。
でもね、それはお客様にとっては関係ないことなんですね。
ものすごく関係性が築けているお客様で、
「あと1000円で予算達成なので、靴下一足追加していただけませんか?」
って言えればいいですよ。
でも、そこまで関係性を築いている人が、毎回毎回都合よく表れるわけじゃないですよね?
だから、強引な押し売りになっちゃう。
お客さまは買わされたと思っちゃうから、もう来ないよね。もしくはあまりにも必死過ぎて引いちゃうとかね。
もし、9万9千円でお店締めようものなら、
「なにやってんだ~!オラ~!」(フィクションですよ)
って詰められちゃうわけです。
しょうがないから、自腹で買うとかね。
スタッフはアパレルが好きでお仕事してるのに、ぜんぜん楽しくないですよね。
極端過ぎるんですよ。
次の日に10万と1000円を販売させていただければいいじゃないですか。
大手では、ケジメが大事なんで難しいと思いますけどね。
でもですね、その1000円はお客さまは望んでるのか?
ってことを考えてもらいたいんですね。(誰に向かって発言してる?)
規模の小さいところもそう。
飛び込みで売り込みのあいさつ回りして、ろくに関係性も築けもしないで、売り込みの絨毯爆撃して、そのあと刈り取るとか、本当に相手はそれを望んでいるのか?
あとは会ったこともないのに、いきなり電話で営業とかね。
自分のエゴ全開で、常に自分を正当化して、売れないのはお客さまが悪い、スタッフが悪いと喚き散らして、スタッフを疲弊させて、なんでもスタッフの責任にする。
お客さま(になるかもしれない)、スタッフを大事にしていくのがこれからじゃないですかね。
ココアッソはムリしません。
お客さま、そしてわたしにもムリしないでおります。
ずっと生涯に渡りお付き合いさせていただきたいですから。
ちょっとだけ話それますけど、
わたしが新卒で入社して、最初に顧客さまになっていただいたご夫婦のお客さま、そのとき小さい息子様をいつもお連れでした。
その成長過程をずっと見守ってました。
気が付けば、立派な成人になり、ご結婚され、お子様もいらっしゃいます。
そして、その息子様は、わたしの住んでいるマンションに住んでいらっしゃいます。
偶然です。
ホントに偶然です。
「偶然という名の必然」
なんですかね。
今もユル~く関係性を築いております。
話それちゃいましたが、
わたしは、ムリしたことをしません。過去にもう十分ムリしたことは経験させていただきましたから。
ですので、オーダーメイドのこと、お洋服のこと、コーディネイトのこと、なんでもアドバイスいたします。
お作りさせていただいた、スーツに合わせて、小物のお買い物なども、可能な限りお手伝いしてます(恵比寿でですよ)
おいしいコーヒー屋さんもありますからね。
そんなご相談もお待ちしております。
週末のすがすがしい午前中にコーヒー飲みながら思っていたのは概ねそんなことです。
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