ターナー(土方)です。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
いよいよ日差しが強くなり、夏を意識してくる季節になりましたね。
そこで!
これからの夏場にかけてジャケットを長持ちさせるたった一つのコツがあります。
それは・・・
シャツを着ること!
そう、たったこれだけで長持ちします。
どういうことなのか?
まず、やっちゃイケないことをお話しますね。
ボクの記事を読んでいる人ならもうお分かりですよね?
カットソーの上に直にジャケット着ることは避けましょう。
以前冬にコートを長持ちさせるためにマフラーしましょうね!って書いたのと同じ意味なんです。
エリが一番痛みます。
ジャケットが汚れる、痛む一番の理由は皮脂汚れなのです。
襟元が直に触れる状態は一番良くないってことですね。
特に汗は酸性なので、放置すると変色、退色、黄ばみが進行してしまいます。
それを保護して上げましょうというものです。
クリーニングに毎週出すってのも良くない。
それはそれで劣化を早める原因になります。
しかも、ウェットクリーニングに出さないと汗などの水溶性の汚れは落ちません。
一般的なドライクリーニングは油性の汚れを落とす為のものなので、汗染みは落ちません。
ドンドン蓄積してしまいます。
- 知っていましたか?
シャツというのは元々肌着として生まれたものなのですよ。
肌着なんです!
今、皆さんは肌着の下に肌着を着ているってことなんです。
もっとも今現在の解釈はシャツはシャツ、肌着は肌着で別物になっていますけどね。
シャツは今ではドレスシャツとなり魅せるシャツ、ワークシャツ、様々に分派して発展しています。
時代に合わせて進化、発展しているんですね。
でも、まだ名残はあります。
シャツって着丈がやたら長いですよね。
なんでかわかりますか?
元々肌着であったシャツは股の部分で留める物だったんです。
だから長く作っていたのです。
それの名残りなんて言われています。
もっとも今の時代のパンツの股上の深さからかんがみれば、その長さが丁度いいんですけどね。
まとめますよ
ジャケットを長持ちさせるたった一つのコツ
シャツを着ましょうね!
それも長袖シャツですよ!
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