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ズボンプレッサーは使わないようにしておこう

土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。

ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。

出張される方は滞在先のホテルで必ず目にするであろうツールがあります。

ズボンプレッサー

果たしてこれは使うべきなのか?

 

  • 使わないことが吉

以前から定期的にお伝えしていますが、このズボンプレッサーは使わないが正解です。

普段目にしないとどうしても使いたくなるのが人の性です。

もったいないというか、なんとなく試してみようかなと思うものです。

でもこれは使わないほうがいいです。

理由?

上手くいかないから。

そして、パンツが痛む可能性が高いから。

元々使い慣れていらっしゃるなら話は別ですが、使ったこともないツールであれば上手くいかないでしょう。

特に現代のパンツは段々と複雑な形状になってきていて、すんなりとプレスが出来るようにはなっていないです。

その構造上ペタッと平らにしてプレスをすることそのものが困難ということですね。

さらには、その素材そのものが高温でプレスすることに適応していない場合もあります。

定期的にご紹介しているストレッチ素材などの化繊を主体としている生地は特に注意が必要です。

テカります。

要は表面が溶けちゃうのです。

溶けたら終わりです。

もう戻らないです。

これは上質なウール素材も同様で、いちど溶けちゃうと再生はされないのです。

実は一般的な家庭用のアイロンやこうしたプレッサーよりも業務用のボイラースチームプレス機械のほうが温度が低かったりします。

不思議に思うかもしれませんが、それでもちゃんとビシッとプレスが出来るようになっているのです。

ですから、慣れないと上手くいかないので高温状態で無理やりプレスしようとしてグリグリと押し込んでしまい、プレスというなのテカテカになってしまう可能性が高いのです。

迷ったら使わない。

そういうことです。

 

  • ではどうしたら使わないようになるのか?

これらを踏まえて解決方法は二つしかありません。

事前にプレスをしっかりかけておく。

移動用と本番用の二本を用意する。

これがベストでしょう。

事前にしっかりとプレスされたパンツを用意しておくことです。

すでに消えかかっているようなパンツでは装いとしてはどうなのか?というそもそもの部分での話ですね。

身だしなみは紳士の嗜みの基本です。

そして、長時間移動をするような場合は移動中と本番用を二本用意しておきましょう。

飛行機や新幹線で移動はずっと座りっぱなしで気になりますよね。

そんな時は潔くパンツを履き替えよう。

それが一番物理的にも精神的にも安心でしょう。

パンツ一本分のスペースさえあればいいのでそんなには苦にはならないはずです。

 

いかがでしょうか?

人間ですからどうしても好奇心から使ってみたくなるのがこのズボンプレッサー。

無理して使うことが無いようにしておくと、とっても快適に出張が送れることでしょう。

結果として満足のいくビジネスの結果を得られることでしょう。

ご参考になれば幸いです。

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「私の役割は、オーダースーツによって自信をつけていただき、成績をあげていただくこと」 をミッションに掲げ2014年11月創業する。 独自の採寸には定評があり、また圧倒的な提案力でその人の魅力を最大限に引き出すことに全力で取り組んでいる。 土方が生み出すスーツは、スペックやブランド至上主義のオーダー業界とは一線を引く、「体験」を売る独自の手法をとる。 オーダーをすることの工程そのものを楽しむことから始まり、完成してからも楽しめるのが特徴。 ココアッソは手間のかかるオーダー屋です。そのかわりに、あなたの気分がよくなる、あなたの成績がよくなる、あなたの評価がよくなる、そんな一着を仕立てる。を口癖にしている。

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