土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
まもなく公にノーネクタイが推奨されるシーズンがやってきます。
もう年中ノーネクタイかもしれませんけど。
それだけネクタイをしないことが当たり前になった世の中であります。
その為か、年中ボタンダウンシャツを着用されていらっしゃる方をお見かけします。
ダメではないですが、着こなし方やそのスタイルのコンセプトをしっかり構築しておかないとちょっと??に見られてしまう可能性があります。
もしも対面する相手がそ着こなしのマナーを気にされる方であった場合は取り返しがつかなくなるかもしれません。
その為に今現在の一番やってしまいがちなポイントを一つご紹介します。
ボタンダウンシャツはノーネクタイ
そう時代的にはノータイ専用シャツと言えるでしょう。
- かつてのアメトラスタイルとは違う立ち位置が現代のボタンダウンシャツ
このボタンダウンシャツの歴史を遡れば120年以上前までたどり着きます。
最初に考案したのはジョン・ブルックスと言われています。
そうブルックスブラザーズですね。
そこからアメリカのみならず世界中の紳士たちに広まっていきました。
まさにアメトラ、アイビールックの代名詞としてこのボタンダウンは存在し続けています。
ですからこのアメトラを正しく理解しジャケットやトラウザーにサスペンダー他諸々まで着こなせるのであればレジメンタルタイでバッチリ決めることが出来ます。
これは正しい着こなしです。
そして現在世の中に存在しているボタンダウンシャツはそれとはまったくの別物です。
全然違います。
今必要とされているのはあくまでもノーネクタイ時にだらしなく見えないような衿型のシャツの一つとしてのボタンダウンです。
ただそれだけです。
ですから、タイトルの通りボタンダウンシャツの時はノーネクタイが正解です。
ネクタイしちゃダメってことです。
先日の記事でも書きましたが、このボタンダウンシャツ自体は終わったコンテンツでもなんでもありません。
まだまだ使えるシャツですが、着こなしのポイントはアメトラとはまったく別物であることを認識した着こなしに絞り込みましょう。
もしもネクタイをするのであれば、ボタンダウンシャツ以外にする。
もう夏季シーズンでノーネクタイスタイルが指定されるならこのシャツで過ごす。
シンプルに使い分けよう。
年間で使うことはないシャツがボタンダウンということですね。
そうは言ってもなかなか着こなしを切り替えるのが難しいと感じる方も多いことでしょう。
そんな時はボクまでご相談ください。
予約制にはなりますが、そのあたりもしっかりレクチャーいたしますからね!
今年は一歩踏み込んだ着こなしで快適に過ごしましょう!


最新記事 by 土方 洋 (全て見る)
- 軽さと耐久性は反比例します - 2025年7月30日
- 正統派であること自慢しよう - 2025年7月29日
- レザースニーカーでフットワーク軽くいきましょう! - 2025年7月28日
- 今年の恵比寿駅前の盆踊りはすごい人だかりでした - 2025年7月27日
- インドカレーも服飾もグローバルな世界で進化している - 2025年7月26日