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コットンコートは色落ちというエイジングを楽しもう!

土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。

ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。

気持ちの良い春を感じる陽気が続いています。

花粉以外は最高ですね!

この春の陽気にはやっぱりコットンのコートがピッタリきます。

清々しい空気とこのコットンの爽やかさが相まってノリノリでお出かけすることが出来ますね。

この気温だとウールコートだとちょっと合わせにくいですし、かと言っていきなりコート無しもちょっと物足りません。

やっぱり重ね着を楽しもうではありませんか。

ココアッソはコートに強い仕立屋さんですから、当然春先のコートも作成しております。

その一つがこのコットンコートというわけです。

そのコットンコートですが、オーダーメイドである以上、なるべく永く愛用してもらいたい。

そしてその特性も愛してもらいたい。

というのもコットンという素材はその性質上色落ちいたします。

ウールのような獣毛繊維と違ってコットンやリネンという植物繊維はどうしても経年変化で色が変わっていきます。

使い込むほどに味が出てくるというやつです。

ジーパンに使うデニムが代表的ですね。

オイルドコットンを使うことで有名なバブアーのジャケットなどもまさにこれにあたります。

この色落ち感も楽しんでもらいたいと思います。

というよりも必ずそうなりますから、その過程も良しとしてくださいね。

具体的にボクの愛用のコートでご紹介してみましょう。

ボクのお気に入りの一つであるラグランスリーブのトレンチコートです

このブルーのトレンチコートは2021年8月に作成しておりますので、丸々4年半以上経過しています。

当然ガチに使い込んできたのと、もちろん複数回クリーニングにも出しています。

使った素材はフォックスブラザーズのフォックスカーキというコットンコレクションになります。

遠目からすると綺麗ですが、これを拡大してみましょう。

少し拡大するとちょっと色が変化してきている部分が見えてきましたね

より近接がぞうにするとブルー単色ではなく、少し白っぽくなっていますね

衿の縁の部分はだいぶアタリが出てきていい味になってきました

縁だけでなく見頃も色が変化してきています

 

どうでしょうか?

画像と肉眼ではどうしても見え方が違ってしまうのですが、このアタリ感や色落ちがお分かりでしょうか?

ベージュやそれに類する淡い色はその色味の特性上分かりにくいのですが、ネイビーや濃色系の色はその色落ち感が少しずつ出てきます。

これは避けようがありません。

素材の特性上色は落ちていきます。

そしてこれを楽しんでもらいたいかな。

エイジングという形で育てるというのもありでしょう。

自分の為に作成して、自分が育てるということです。

唯一無二の存在になります。

どうしても気になる場合は、インキングと言って再着色をすることも出来なくはないんですが、まったく同じにはなりませんし、せっかくのエイジングですからこれを自慢してもらいたいのです。

かっこいいじゃないですか。

着せられているのではなくて、こなれ感がでてサマになりますよ。

 

ぜひコットンコートはエイジングを楽しんでくださいね!

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「私の役割は、オーダースーツによって自信をつけていただき、成績をあげていただくこと」 をミッションに掲げ2014年11月創業する。 独自の採寸には定評があり、また圧倒的な提案力でその人の魅力を最大限に引き出すことに全力で取り組んでいる。 土方が生み出すスーツは、スペックやブランド至上主義のオーダー業界とは一線を引く、「体験」を売る独自の手法をとる。 オーダーをすることの工程そのものを楽しむことから始まり、完成してからも楽しめるのが特徴。 ココアッソは手間のかかるオーダー屋です。そのかわりに、あなたの気分がよくなる、あなたの成績がよくなる、あなたの評価がよくなる、そんな一着を仕立てる。を口癖にしている。

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