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今年のカノニコはモヘア祭り

土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。

ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。

イタリア生地の中でひと際知名度のあるカノニコ。

スーツに詳しくなくても誰もが聴いたことがあるであろう超有名な名門ミル(織元)です。

そして今年のカノニコはモヘア祭りと言っても過言ではないくらいにモヘア混の種類が豊富です。

かなりの本気度が伺えます。

通常生地はウール(羊毛)か一般的です。

植物繊維ではリネン(麻)やコットン(綿)などがありますね。

そしてこのモヘア(山羊)も人気の素材なんですよ。

ただこのモヘアという素材はウールのように大量生産が出来ないのです。

ウールと山羊はそもそも違う動物で、生育環境も生態も違うからですね。

山羊は基本ウールのように刈り取れないので、一頭当たりから採取できる量も多くはないのでレアリティは高めになります。

産地は南アフリカ共和国が最大産出国でしょうか。

オーストラリアやニュージーランドとは違う国でもあり、そういう意味でも希少性があります。

ですからこのモヘア混の生地は世の中にはあまりありません。

それを贅沢に大量にコレクションするとなると・・・

カノニコかなり勝負しているじゃないか。

これは本当にスゴイです。

流石一貫紡(糸から全部自社で生産管理)だけのことはありますね。

この画像の生地は一見すると普通の普通のトロピカル(平織り)ですが、これもモヘア混です。

さらに、織りネームがスーパーソニックとあるようにこれはストレッチ性もある!

結構凄いことなんですよ。

モヘアという素材はウールのようなクリンプ(縮れ)がない繊維なので本来は伸縮性はないのですが、このスーパーソニックシリーズの名を冠するだけあって、伸縮性があります。

モヘア混特有のハリコシ感がありながらストレッチ性もある。

ちょっと他では同じような生地は見当たりません。

最近は快適性というニーズがかなりありますので、かなりこのコレクションはおススメです。

もっとも人気があり過ぎてすでに品切れもチラホラ出始めています。

毎回完売してしまいますので、ぜひお早めにどうぞ!

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「私の役割は、オーダースーツによって自信をつけていただき、成績をあげていただくこと」 をミッションに掲げ2014年11月創業する。 独自の採寸には定評があり、また圧倒的な提案力でその人の魅力を最大限に引き出すことに全力で取り組んでいる。 土方が生み出すスーツは、スペックやブランド至上主義のオーダー業界とは一線を引く、「体験」を売る独自の手法をとる。 オーダーをすることの工程そのものを楽しむことから始まり、完成してからも楽しめるのが特徴。 ココアッソは手間のかかるオーダー屋です。そのかわりに、あなたの気分がよくなる、あなたの成績がよくなる、あなたの評価がよくなる、そんな一着を仕立てる。を口癖にしている。

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