土方洋（ヒジカタヒロシ）ニックネームのターナーです。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
ユニクロ
パフテックコンパクトベスト
今や日本の国民服の代名詞となったユニクロ。
誰もが気軽に足を運んでいらっしゃるのではないでしょうか。
ということでボクが実際に購入してみてこれは良いじゃないかというアイテムを紹介です。
それがこのパフテックコンパクトベストです。
これはいい。
用途はシンプルで、インナーベストとしてとても優秀です。
一番外側に着用するアウターとしてだとこのメリットを享受出来ないでしょう。
インナーとして着用することでこの効能を最大限に活かせるスグレモノです。
- 防寒の補完要員として最適
まず中身はダウンではなくパフテックという化繊綿です。
ダウンではないからダメなのかと言われればその逆でむしろこの化繊綿のほうがいいんじゃないかと思います。
まず薄さがキーワードですから、綿量はギリギリまで少なくしています。
おそらくダウンだとここまで少なくしちゃうとほとんど空気をためることが出来ないでしょう。
むしろ化繊綿で圧迫されてつぶれようがどうしようがある程度膨らんで空気を溜め込めるという意味でこれが最適解な気がします。
そしてパフテックという中空糸でただのポリエステル綿よりも蓄熱性が高いといことからもいいんじゃないでしょうか。
そしてもちろんこれは防寒の補完するという立ち位置ですからこれでいい。
これ単体で防寒は出来ないけど、あと少し欲しいという立ち位置でこそ真価を発揮します。
だからこその薄さと軽さが着用していることを忘れてしまうほど自然に馴染みます。
- 着こなしのポイントはなるべくフィットさせる
そう、この薄さで蓄熱させるにはなるべく体にフィットするサイズを選びましょう。
身体から浮いていると体温を貯めることが出来ないのでまったく暖かく感じないでしょう。
身体に触れてこそ熱が移動して貯めこめます。
ちなみにボクは普通のユニクロダウンであればMサイズを選択しますが、このコンパクトベストはSサイズをチョイスしました。
Mだとスカスカして暖かさを維持できない。
そしてユニクロあるあるですが、モノによってサイズ誤差がかなりあるので同じサイズを何枚か試着してみることをオススメします。
何故か同じサイズでもフィット感が違いますから。
その中で無理のないレベルでフィットするもの選ぶととても快適に過ごすことが出来るでしょう。
ちなみにジャケットのインナーとしても着用出来ます。
もちろんこれはジャケットのサイズ感も影響してくるのですべてに適応するわけではありませんが、ベスト一枚分のゆとりがあれば問題ないでしょう。
また画像のように通常は丸首ですが折り曲げてVネックにすることも出来ます。
個人的には丸首でいいんじゃないかと思いますが、この辺は状況に合わせて可変出来るのでいいのではないでしょうか。
- 総評として
この薄さと軽さでこの蓄熱感を維持しつつも重ね着を邪魔しない着心地とシルエットを維持してくれる。
これはちょっと他では真似できないというか見当たらない。
まだまだ寒さが続く日もあるでしょう。
またお出かけ先でアウターを着たままだと暑いけど、脱ぐと寒いという時ってあるはずです。
また最近のボクのように日の出前には家を出るようなときは結構寒いわけで、そんな時は幸せを感じることでしょう。
そして、脱いだら付属の小袋に丸めて収納出来ますし、ダウンじゃないから気兼ねなくポンとカバンの中に放り込める。
久々にユニクロの中でオススメ出来るアイテムです。
定価も3,990円、セールで2,990円と損はしないでしょう。
というよりもアパレルの人としてちょっと考えられないクオリティとこの価格のアンバランス。
いつか買うかなよりも今買って損はないですよ。
無くなる前に手に入れておきましょう！
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