土方洋（ヒジカタヒロシ）ニックネームのターナーです。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
ベルトレス仕様
文字通りベルトをしないことを前提にしたパンツがあります。
オーダーメイドの世界では実はそれなりにニーズがあるこの仕様、ここにきて再び人気が高まってきています。
- スタイルアップになるのがベルトレス
ベルトレスの良さは文字通りスッキリ魅せることが出来るということですね。
サイズもしっかり測ることが出来るオーダーメイドならではということもあります。
ちなみにベルトの目的は何かご存じでしょうか？
これはあくまでも「飾り」です。
そうアクセサリーの一つなのです。
ボクが昔かからお伝えしていることですが、ベルトはあくまでも添えるだけです。
そこにあることが目的なんですよ。
ほとんどの人はグイグイと絞るものと認識されているかもしれません。
例えばウエイトリフティングなどの競技においては体を保護するためにベルトで絞ったりしますが、ドレスパンツはまた別の話です。
ですからベルトは絞らないようにしてみましょう。
もし、もしもそれだとズルズルしてしまうということになっているとすれば、それあパンツが合っていないということですね。
ちょっと話が逸れましたが、このベルトレス仕様においてもアクセサリーの一つとして尾錠なるものをつけるのが一般的です。
基本的には腰の左右に取り付けます。
腰の横に付けるのに尾錠というのはどうかと思いますが、便宜上尾錠ということで業界で認識されています。
ということでこれをサイド尾錠と呼んでいます。
これも機能としては絞ることが出来ますが、それによって大きくウエストが変わるということはなくあくまでも飾りとしての位置づけですね。
これがあるだけでなんとなくソレっぽく見えるといいますか、なんだかカッコ良く見えませんか？
ベルトレスとはベルトを通すループを付けない仕様のことを言います
その代わりアクセントとしてこのような尾錠を取り付けるのが一般的です
ちなみにこのパンツは帯をかなり太めにしていますのでハイウエストな印象の設計になります
オーダーパンツはこのようなベルトレスのサイド尾錠仕様なども作成することが出来ます。
帯部分の太さもちょっと太めにしてアクセントと強める、また股上を深めにして腰位置を上げて印象をアップさせるなども可能です。
最近は極端なローライズよりもハイウエストが好みな方も増えています。
どのようにするか、どんなシルエットにするかなどを楽しく相談しながら決めていきましょう。
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