土方洋（ヒジカタヒロシ）ニックネームのターナーです。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
暑い
外に出て1秒でこれはヤバいと感じるくらいに暑い。
地球温暖化の時代のこれが普通になるんでしょうか。
せめてもう少しだけ湿度が抑えられてカラッとしてくれればありがたいんですけどね。
と願望を述べても気象が変わることもございませんので、今ある現実を受け入れなければなりませんね。
ということで、今なるべく快適に履けるパンツがあるといいよねというお話です。
軽いコットン素材もあります。
コットンという素材は正確には夏向けではないんですが、それをギリギリまで解決しようとすることも出来ます。
それが生地そのものを軽く薄くしてくという方法です。
コットンで且つパンツとして作成しようとするとその耐久性や引き裂き強度などを勘案しつつもある程度までは軽くしていくことが出来ます。
薄くし過ぎるとシャツのような素材になってしまいますので、パンツとして使えるツイル（綾織）素材になります。
画像だけみても分かりづらいといいますか、まったく伝わらないでしょう。
目付という単位で言うと190gとなります。
目安として一般的なコットンツイルが300g前後、高密度のサラサラでも200gくらい、チノパンツに使うものだと400gくらいになるでしょうか。
かなり軽くしてある素材があるということですね。
これでパンツを作成すると軽いと感じるはずです。
巷に存在するチノパンツに慣れていらっしゃるのであれば、その違いは結構感じるでしょう。
そしてこれだけ高温だと何をどうしようが暑いことには変わりはありませんが、ちょっとだけ幸せを感じられるかなと思います。
オーダーメイドではどんな目的でどんなふうに活用したいかという点から作成することが出来ます。
答えは一つじゃないということですね。
ココアッソは予約制のスタジオにしておりますので、そのなりたい目標に向かって再残の回答を致します。
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