土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
スーツというのは一概には言えませんが、ゆったりさせるよりもフィットするほうが着心地が良くなる場合があります。
- 大きすぎるよりもフィットさせるほうが動きやすい!?
本当に感覚的な部分が介在してきますので個人差はありますが、長年の経験則から言いますと、たっぷりしたサイズよりもフィットさせているほうが動きやすいのです。
そもそも人間の可動域に対して適量と言えるサイズ感があります。
生地の伸縮性や縫い代部分の動きも含めて人間が体を動かす時にどのようにして服地も動けるかということですね。
これはダボっとしていると案外ジャマになります。
総じてダボダボ系の方はそのオーバーサイズ=動きやすいと自動認識してしまっていることからそのほうが快適と捉えていらっしゃるように感じます。
確かに一理あるのですが、人間の関節部の動き以上に大きすぎるとそれが逆に邪魔になる時があります。
肩回りや袖付けまわりなどはとくにそうで、腕を動かすとそのままジャケット全体が持っていかれるように動いてしまう。
それを動けると捉えるかどうかですが、むしろ体にフィットさせて無駄な余りを取り除いてあげるほうがストレスなく動けるというのが近年のスーツにおける主流となっています。
無駄をそぎ落としてあげるほうが、素直に関節部が稼働してくれますので快適なんですね。
もっともパンツはそうとも言えないのですけど。
極度にフィットさせ過ぎるとモモが突っ張ってしまう、ふくらはぎがパツパツになってじゃがむことが出来なくなるなとがあります。
当然その逆で、大きすぎるとモモ周りに無駄な負荷がかかり過ぎてしまいモモを上げにくくしてしまうこともあります。
つまりフィットさせるというのはそのバランスのさじ加減をどのあたりにするのかということで、極端にどちらかに振り切ることではないということですね。
さらにはアスリートと一般体型の方はそのバランスのとり方が違いますので、どうするか。
細身とビックサイズではもちろん異なりますので、単に一定の数値では割り切れない部分があります。
それをどう解釈していくのかが、仕立屋としての腕の見せ所であります。
総じて言えるのは大き目でダブっと着るスタイルが若い子を中心に流行っていますが、それとテーラードスーツはちょっと違うところに位置付けられています。
というかそもそもの出発点が違うので異なるスタンスではあります。
そしてただサイズを気にしないダボダボのスーツとももちろん違うところにあります。
オーダーメイドスーツには答えは沢山あります。
どこからどのようにアプローチしていくかでどんな方向にも進むことが出来ます。
それが各テーラーの特色となっているのですね。
ココアッソとしてはこの道で四半世紀以上経験を積んでまいりましたので、正統派と名乗っております。
そして服飾は文化でありますから、常に最新の流れを取り入れて変化を研究し、形にしています。
動きやすさに合わせて、視覚的カッコ良いほうが気分いいですからね!
王道スーツから快適ストレッチスーツやGジャンまで扱っております。
そしてそのスーツを作る為にはしっかりご案内をすることが大切と考えています。
その為に予約制のスタジオにしています。
ゆったりと他の人に邪魔されない空間でオーダーメイドの世界に触れてみて下さいね。
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