土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
先日行われたパーティの主役である英国の名門マーチャント(生地商社)であるハリソンズは創業160周年を迎えました。
160年前の日本はまだ幕末でした。
歴史で言えば京都にて新選組が結成されたあたりの年です。
近藤、土方、芹沢、山南、沖田、斎藤といった面々が活躍していた時代です。
そんな時代にすでに生地商としてスタート切り、現代でも世界で愛され続けている。
スゴイですよね。
次期当主である息子さんは今東京で武者修行されてますし、その先を見据えて行動もしている。
根底にあるのはやはり基本を正しく伝えていくこと、真面目に商いを続けていることなんじゃないかと感じます。
160年という歴史の中では大きな出来事は沢山あったはずです。
産業革命に2度の大戦、上げればきりがないくらいに歴史が動く場面はあったでしょう。
それでも今も変わらずにハリソンズというブランドを守り続けている。
ブランドに胡坐をかき漫然としていたならばすでに消えていたでしょう。
流行り商売に手を出して目先の利益に飛びついていたとしても同様の結果を招いていたかもしれません。
そうではなく時代を読み、服飾としてどう進めばよいかを読み解き、勇気を出して進んできたからこそ今がある。
近道は無く、ひたすらにコツコツと積み上げてきたからこそ、誰にもまねのできない価値となっているのだと感じるのです。
ハリソンズに比べればボクなんてまだまだはなたれ小僧にもなっていません。
そんなボクでもコツコツと積み上げてきました。
パーティでは初めてお会いする方から結構ブログ拝見してます的な話を伺いました。
ソフトクリームとかどうでもいいような内容を上げているのにね(苦笑)
ただね、唯一言えるとすれば毎日更新してきたというコツコツ積み上げてることは間違いがない。
これはゆるぎない事実です。
近道は一切ない。
パーティ会場にてハリソンズは家宝ともいえるお宝を惜しげもなく展示されていました。
歴史が物語る革新と伝統の融合。
服飾はやはり文化なんですよね。
それをコツコツと積み上げることが未来につながる。
本当に勉強になるひと時でした。
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