土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
21世紀初頭までは当たり前だったスーツが開発された当初のスタイルが現代では希少種扱いになっています。
ネクタイをしないのは当たり前ですし、なんならスーツすら不要ということもあるでしょう。
ジャケット風の羽織ものがジャケットとして認知されているのが現代ですね。
だからこそ・・・
正統派のスーツスタイルがカッコよく見える時代ですよ!
- 逆転した時代
色々な方にお話を伺いますが、上司はスーツを着たがらなくて、若手社員はスーツを着用しているとう逆転現象が起きていることはすでにみなさんが承知のしていることでしょう。
そうさんざんスーツだった世代はクールビズという言葉が生まれた2008年を境にどんどんスーツをデフォルメしていきました。
さらにはスティーブ・ジョブズをはじめとするスーツを着用しない世界の人たちが表舞台にあがることによって益々スーツスタイルが変化していきました。
今では今ではカットソーにニット素材のジャケット風のセットアップやいわゆるシャカシャカ素材のジャケパンが日常に浸透しています。
がむしゃら世代だったただスーツを着用しなければいけないという世界観から解放された結果、正しいスーツスタイルを忘れてしまっているのかもしれません。
そして、若手社員が自らスーツを着用しているという面白いことが起きていますよね。
昔はスーツなんてもう時代じゃないよね・・・と言っていた世代が大人になった結果とも言えます。
なんにせよ、スーツに対する価値観が世代間によっても結構ズレてきてるのは事実のようです。
ということは何を意味するのか?
そう・・・
正統派のスーツスタイルを手に入れるとカッコよく見える時代になっているということです!
我々世代は忘れてしまったスーツの正しい着こなしをもう一度思い出してみませんか。
背筋を伸ばし、颯爽と街を駆け抜けるビジネスパーソン。
スマートな所作とさわやかな笑顔でスーツスタイルをさりげなく強調する。
たったそれだけのことに価値があると思いませんか?
もちろん現代の正統派のスーツは30年前のスタイルとは異なりますが、本質は同じです。
さあ、見直しましょう!
カッコ良いオヤジになりましょう!
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