土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
良質な生地はやっぱり良い
舶来物であろうと国内産であろうとやっぱり良質な生地は確かに良いんです。
良質なんですから当たり前ですけど。
ここ数年の高騰の波は当然生地にも押し寄せています。
抗いようがないんですよね。
こればっかりはしょうがない。
だれかが得をしているのではなく、みんながそうなんです。
特にイタリア産はユーロ、英国産はポンドと為替はなんとかしてほしいですが・・・
とはいえ、コストを抑えるために品質を下げることは出来ますか?となるとそれは出来ないのです。
一度品質を落としてしまうともう元には戻らないのです。
既製品は特にこれがキツイですよね。
オーダー生地にとってその品質はやはり外せない一番重要なファクターです。
たしかに出所のわからない生地なども存在しますが、ボクはキチンと出元がわかる生地しか扱いたくない。
ココアッソのオーダースーツは売りっぱなしではないのです。
そこからお付き合いが始まるのです。
メンテナスも含めてそのごのサポートをする上ではやっぱり確かな生地が必要なんですね。
そして、どこの織元や商社も色々頑張っていますが、やっぱり良い生地はちゃんと良い質感を維持してくれています。
やっぱり触れると明らかに違いが分かります。
それだけ最良の原毛を最先端の技術で織り上げられた生地は質が良いです。
世の男性のすべてとまでは言いませんが、やはり質の良いスーツを着用してるのが当たり前になっていたら、きっと素晴らしい世界なんだろうなと、そう感じる次第であります。
何をもって良い生地なのかはまさに十人十色です。
艶ややわらかさが全てではないですからね。
世の中には本当に沢山の生地が存在します。
そして良質な生地も多数ございます。
目で見て触れて感じるこの多幸感。
この幸せをぜひ経験してほしい。
良質な生地はやっぱり良いんですよ!
最新記事 by 土方 洋 (全て見る)
- 2025年問題って意識されていますか? - 2024年11月23日
- 新年をどのようなスーツで迎えるのがよいでしょうか? - 2024年11月22日
- コンパクトな臼引き電動コーヒーミルが超絶オススメ! - 2024年11月21日
- フランネルの季節がやってきましたね! - 2024年11月20日
- チェックするときは紙を未だに使います - 2024年11月19日