土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
梅雨真っ盛りですが、かなり気温と湿度が高い日が増えてきました。
無理をしないで移動中はジャケットを脱ぎましょう。
- 気温が高い日は無理をしない
その昔、ボクは仕立屋という立場であることの意味をはき違えていて、何をもってしても上着を着用をする人でした。
その結果・・・熱中症になったというアホな経験の持ち主です。
ですからハッキリ申し上げます。
気温が高い日は無理をせずに上着を脱ぐ、体を冷却させる、適度な水分補給をを欠かさないなどの体調管理を万全にしておいてください。
我々ビジネスパーソンは自分あってのものだねです。
自分のパフォーマンスをどうしたら最高に保てるのかを考えましょう。
大事な場面では着用をするという考えですね。
それまでは集中力と体力を温存しておいてくださいね。
そしてここからが大切なのですが、その着用するタイミングになった時に、たたみジワや手に持っている時のヨレが残ってしまってはカッコ悪い印象を与えてしまいます。
それらをどう軽減していくかという視点でスーツを選びをしてみるという視点もあるということを覚えておいてください。
具体的には、手に持っている状況でもシワ、ヨレにくい素材をチョイスするということですね。
例えばハリソンズという英国の生地があります。
イタリアの柔らかい生地に比べて、ハリ感のある生地が多く存在します。
艶やかでしっとりしている生地とは正反対なこのような生地をチョイスした一着は、手に持つという行動をしていていてもコンディションを維持しやすいのです。
派手さはありませんが、ボクの好みでもありますこういった生地を選択してみるのもオススメします。
ジャケットを着用するということは、相手に対するおもてなしです。
マイナスに作用してしまっては意味がありませんからね。
オーダースーツとは様々な視点から考えて選択をすることが出来るのです。
より一歩踏み込んだ一着をお考えでしたら、ぜひココアッソに一度ご相談くださいね。
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