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夏に着用可能でありながらハリコシのある生地

土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。

ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。

現在のスーツに求められる要求は一世代前に比べてかなり多岐に渡るようになりました。

あらゆる物事に多様性を認めていく流れが生まれつつあるように、スーツもまた様々な着こなしが求められているように感じます。

本当に一昔前までは夏だったらコレ!みたいな一択だったのですが、もうそんな時代ではありません。

例えばコンビニのセルフレジを利用して支払い方法だのポイントだのの選択画面を見たことありますでしょうか?

世の中にはこんなに支払いの種類があるのか!?となりますよね。

レジのみなさんの苦労が分かります。

ということで、いろいろな選択肢が存在する世の中ですよねってことですね。

 

  • 軽いだけが夏生地ではない

夏に着用可能な生地というはボクも何度もお伝えはしていますが、サラサラして軽く通気性の良い平織物のことを指します。

誰もがそう思うはず。

いかにも涼しそうな感じのする生地ですね。

確かにそうなのですが、それだけでもないんですね。

ダグラス社長お気に入りの英国のFOX社の平織り生地

この英国はFOXの生地のように、軽くてサラサラとは違う趣旨で織り上げられた生地もあります。

元々は昔から存在しているといいますか、現在の超細番手の糸を紡績することが出来なかった時代にすでに存在していたクラシック生地の現代版とでも言いましょうか、新たに誕生した生地ではないですが、むしろ時代が再び求め始めているようにも感じます。

少し前まではイタリア産の生地にみられる甘撚りの糸を使って柔らかくてスベスベした生地が大多数を占めていましたが、このようにパリっとした生地もかなり見直されていますね。

ボクとしてはコッチのほうが好みではあります。

夏はこのくらいのハリコシ感のあるくらいの質感のほうが着心地がよいといいますか、ムシムシする日本の夏にはちょうど良いですね。

仕立屋さんとしては種類がどんどん増えるので大変ではあります、その分楽しさも倍増であります。

やはり選択肢が沢山あるというのは面白いですからね。

 

既存のスーツは十分に揃っていて新しい何かを探していらっしゃるのでしたら、いつもとは一味違う生地をセレクトしてみてはいかがでしょうか?

新しい自分と出会えるかもしれませんよ。

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「私の役割は、オーダースーツによって自信をつけていただき、成績をあげていただくこと」 をミッションに掲げ2014年11月創業する。 独自の採寸には定評があり、また圧倒的な提案力でその人の魅力を最大限に引き出すことに全力で取り組んでいる。 土方が生み出すスーツは、スペックやブランド至上主義のオーダー業界とは一線を引く、「体験」を売る独自の手法をとる。 オーダーをすることの工程そのものを楽しむことから始まり、完成してからも楽しめるのが特徴。 ココアッソは手間のかかるオーダー屋です。そのかわりに、あなたの気分がよくなる、あなたの成績がよくなる、あなたの評価がよくなる、そんな一着を仕立てる。を口癖にしている。

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