土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。

今年は創業85周年ということで行われたスキャバルのレセプションが表参道にありますヴァルカナイズロンドンにて行われていました。
ボクもありがたいことにご招待いただきまして、目一杯癒されてきました。
開始時間にはちょっと間に合わなくて遅刻してしまったのですが、オープニングではスキャバル代表のグレゴー・テッセン氏のビデオメッセージが放映されておりました。
上質な空間で招待された業界の人のみが楽しめる素敵なひと時を過ごす。
この約3年間のうちにちょっと忘れかけていたこの感覚。
良いですよね。
ずっと会えなかった同業の皆さんにも会えましたし。
ボクは横のつながりもとても大切にする側にいますので、久々に再開することが出来て非常に良かった。
さらに宝物庫に保管するようなビンテージバンチも惜しげもなく披露してくださいました。
この手のアイテムはおさわり厳禁だと思うのですが、そんなのお構いなしに触れることが出来ました。

例えばこの画像の年代不明なSAVILE ROWのブックですが、よく見るとSuper80’Sと記載されているのがお分かりでしょうか?
そう、その昔はこの品質で上質だったんですよ。
ガソリンのオクタン価と同じ(1950年代はハイオク規格でオクタン価80だった)で、現行のSAVILE ROWに使われている100’Sや120’Sなんて存在しなかったのですね。
あらためて時代の変化を感じます。
個人的にはこの当時のバリバリな生地感は結構好きなんですけどね。
少しづつ昔のように笑顔を確認することが出来る現実空間を楽しめるようになってきました。
そしてこうして業界人が集まるというイベントもいいじゃないですか。
仕立屋やってて良かったなと感じるひと時を過ごすことが出来ました。
スキャバルは本当に良い生地です。
ホントにおススメです!
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